ドメインパワーとは?上げる方法6選と調べ方をご紹介!

SEOで検索順位を上げるためにはさまざまな対策が必要ですが、ドメインパワーもその1つです。ドメインパワーはSEOにどのような効果があるのでしょうか?ドメインパワーを上げる方法から調べ方などをわかりやすくご紹介します。
ドメインパワーとは?
ドメインパワーは、Webページの信頼性を数値化したものと言われています。検索エンジンからの信頼性が高いほど、SEOへのメリットが期待されているのです。
SEOでは過去にページランクという指標が採用されていました。ページランクが高いほど検索結果画面が上位に表示されやすく、ドメインパワーも強い傾向に。現在ページランクという指標はなくなりましたが、ドメインパワーの概念は継続されています。
ドメインパワーにはSEO効果があることはおわかりいただけたでしょう。次章で、ドメインパワーを強化するメリットをご紹介します。
ドメインパワーを強化するメリット
SEOにメリットがあるなら、ドメインパワーを上げたいですよね。ドメインパワーを強化するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
クローラーの巡回頻度が上がる
ドメインパワーを強化するメリット1つ目は、「クローラーの巡回頻度が上がる」ことがあげられます。Webページが検索結果に表示されるためには、検索エンジンのWebページをクロールしてもらう必要があります。
ドメインパワーが強いとクローラーがWebサイトやWebページを巡回する頻度が上がると言われています。そのため、Webページを新規公開したり、修正したりした際も、より早く検索エンジンに伝えられる点がメリットです。
検索上位に表示されやすくなる
ドメインパワーを強化するメリット2つ目は、「検索上位に表示されやすくなる」ことです。ドメインパワーは、Webサイトがどのくらい信頼されているかを表す値。ドメインパワーが強いWebサイトでWebページを新規公開した場合、Webサイトの信頼性の高さがWebページの評価にも影響するのです。Webページの新規公開後に検索順位がつくのが早くなったり、検索上位に表示されやすくなったりしたら、ドメインパワーが強くなっていると考えられます。
ドメインパワーを調べる方法
自社サイトのドメインパワーの数値を調べる場合、MOZを使う方法があります。MOZでは、Webサイトのドメインパワーのスコアを調べることができますが、あくまで参考値です。Google評価のドメインパワーを正確に把握することはできない点は覚えておきましょう。
MOZでドメインパワーを調べる手順は以下です。
MOZにアクセスし、検索窓に調べたいWebサイトのURLを入力し検索。Domain Authorityに出てきた数値がドメインパワーです。ドメインパワーは0~100の数値で評価され、ドメインパワーが高いほど100に近い数字になります。
参考
ドメインパワーの平均値ってどれくらい?
Webサイトを立ち上げたばかりだと、ドメインパワーは0または1という数字になるでしょう。ドメインパワーが高いWebサイトの特徴は、SEOに特化したWebサイトやWebページであること。かつ、検索エンジンにクロールされ評価されていることがポイントです。
Webサイトを立ち上げ運用を始めるとドメインパワーは10~30くらいに、3~4年運用するとドメインパワーは50くらいになると言われています。しっかりSEOを意識し運用しているWebサイトのドメインパワーは、平均30~50くらいと言えるでしょう。Webサイトを立ち上げたら、まずはドメインパワーが30~50を目指すといいですね。
ドメインパワーを上げる方法
ドメインパワーがSEO効果があることはわかりましたね。では、ドメインパワーを上げるには何をすればいいのでしょう。ドメインパワーを上げる方法をご紹介します。
Webページの数を増やす
ドメインパワーを上げるためには、Webページの数を増やすことも有効です。ただし、ドメインパワーの評価で考慮されるのは、Webページの数だけではありません。WebページがWebサイトに関連性の高いキーワードであること、ユーザーのニーズに応える構成や内容になっているなど、SEOを意識したWebページであることも重要です。
参考
定期的にWebページを更新する
Webページの更新頻度もドメインパワーに影響してきます。ドメインパワーはWebサイトの運用歴が長いほど上がりやすくなります。しかし、Webサイトが長らく更新されていなかったり、更新頻度が遅かったりすると、ドメインパワーは上がりにくいでしょう。Webページを定期的に更新または新規公開することがポイントになってきます。たとえば、「1日1つ新しいWebページを公開する」など、目標を決めて運用するのもドメインパワーを上げるコツです。
被リンクの獲得を増やす
被リンクは、自社のWebサイトやWebページが外部サイトに設置されることです。外部サイトから、参考になったWebページとしてリンクしてもらう場合などが考えられます。
被リンクは、自分ではコントロールできないため、直接的な対策は難しいです。他のWebサイトとも差がつきやすいので、被リンクを多く獲得できれば、ドメインパワーの向上と検索結果の上位表示に大きな影響を与えるでしょう。
被リンクを獲得するためにできる対策は、SNSなどの露出を増やすことやWebページにシェアボタンを設置することなどがあげられます。外部サイトにリンクを貼ってもらえるような、質のいいWebページを作成することは大前提です。
また、Webサイトのテーマや目的によって異なりますが、調査データを公開したり、便利ツールやテンプレートなどを無料で公開すると、参考になったWebページとして被リンクを獲得しやすいでしょう。
しかし、ドメインパワーの強化ばかりに目が行き、Webサイトのテーマやキーワードに合っていないWebページを作成しては本末転倒です。しっかりSEOを意識したWebページの作成を行ってくださいね。
運用実績を積み上げる
ドメインパワーには運用実績も大きく影響してきます。たとえば、立ち上げ1年あまりのWebサイトと、10年運用されているWebサイトでは、どちらのドメインパワーが高いかはわかるでしょう。それぞれ、しっかりSEOをやっていることが前提ですが、運用歴が長いWebサイトの方がドメインパワーは高くなりやすいです。
Webサイトの運用をはじめて、なかなか思うように検索順位が上がらない…と悩んでいる人も多いでしょう。検索順位に影響のあるドメインパワーは、運用実績も関係してくるため、継続することも重要です。諦めずにコツコツ運用していたら、Webサイト内のWebページの検索順位が全体的に上昇傾向にある…など、ドメインパワーが上がった成果が見えてくるかもしれませんよ。
ドメイン名を改善したらいい場合も
ドメイン名はWebサイトを立ち上げる前に決めますよね。ドメイン名が直接的にドメインパワーに影響することはありません。しかし、ドメイン名はユーザーにわかりやすいかも重要になってきます。
ドメイン名は、検索結果画面にも表示されますし、わかりやすいドメイン名であれば、ユーザーがドメイン名で検索してくれる場合も。わかりやすいドメイン名であれば、クリック率の向上につながる可能性もあります。
また、Webサイトのテーマに関連するドメイン名であれば、ユーザーがサイトに訪れる前からWebサイトの内容を想像できるため、結果アクセスにつながることも。クリック率やアクセス数の結果から、ドメインパワーが上がることもあるのです。
ドメインパワーが低いと検索上位に表示されない?
ドメインパワーにはSEO効果がありますが、「ドメインパワーが低いと検索上位に表示されないの?」と疑問に思う人もいるでしょう。答えは「NO」です。メインパワーが低いと検索上位に表示されないことはありません。
ドメインパワーが低くても、WebサイトやWebページの質が高い場合は、検索上位に表示されます。もし、異なるWebサイトの2つのWebページで評価が同じだった場合は、ドメインパワーの高い方が上位になるでしょう。競合のWebページとは内容で差別化したり、よりユーザーメリットのあるWebページを作ることを心がけましょう。
まとめ
ドメインパワーはWebサイトの信頼性を表しています。Webサイトの信頼性が高いほど、SEOにポジティブな影響を与えることはおわかりいただけたでしょう。検索順位にはドメインパワーも影響しているため、それぞれのWebページを見直すだけでは解決しないこともあるのです。
しかし、SEOの評価指標はドメインパワーだけではないので、基本的な対策を行うことが重要です。コツコツ取り組んでいれば、ドメインパワーを上げ、結果的に検索上位を獲得することにつながりますよ。
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