自社に最適なECサイトは?種類ごとに特徴を徹底解説!
「ECサイトは種類が多くて、どれが正解かわからない」
「それぞれ何が違うのかわからないから選べない」
ECサイトの立ち上げやリニューアルを検討の際、このように感じた経験はありませんか?
結論からいうと、ECサイトのタイプは7種類。サイト規模や運用方法、構築費用などをもとに、自社に最適なタイプを選ぶことができます。
この記事では、ECサイトの種類をそれぞれ徹底解説します。ECサイトの構築やリニューアルを検討しているけど、詳しい分類がいまいち理解しきれていない方はぜひ最後までお読みください。自社の事業にはどのタイプが適切か、見当がつくようになりますよ。
ECサイトとは?種類や必要な機能、作り方などを簡単に解説!
ECサイトの分類
ECサイトの分類は、「ビジネスモデル」「販売方法」「構築方法」の3つを軸にして行われます。
ビジネスモデル | 「BtoC(企業 - 消費者)」「BtoB(企業 - 企業)」といった、取引形態ごとの分類。 |
---|---|
販売方法 | 「販売先」が国内か海外か、「販売する物」が一種類か数種類か、などの「販売先」や「販売する物」についての分類。 |
構築方法 | 構築する際の「費用」「期間」「デザインや機能の自由度」「サイトの規模」といった基準による分類。 |
「ビジネスモデル」や「販売方法」を軸にした分類は、定義が明確で分かりやすいので迷う人も少ないでしょう。
しかし「構築方法」を軸にした分類では、定義が曖昧であるのに加え、構築方法自体が非常にたくさんあることで、「パッケージ型」や「ASP型」といったそれぞれの違いが分かりづらくなっています。
そこで今回は「構築方法」を軸にした分類について徹底的に解説していこうと思います!
ECサイト「構築方法」を軸にした分類
ECサイトは以下の7つの分類でまとめることができます。
- 1. ECモール系 ▼
- 2. 月額無料ECカートASP系(ネットショップ作成サービス) ▼
- 3. ECカートASP系(ショップカート) ▼
- 4. 世界最大ECサービス「Shopify」 ▼
- 5. パッケージ系 ▼
- 6. クラウドEC系 ▼
- 7. スクラッチ ▼
一つずつ概要を解説していきます。
※「拡張性」とは簡単に言えばカスタムの自由度を示しています。1ECモール
Amazon、楽天、Yahooショッピング、ポンパレモールなどがあげられます。
【 特徴 】
- Amazon
- 楽天
- Yahooショッピング
- ポンパレモール
- SEOやリスティングをあまり考慮しなくて良い
- 出店や商品登録などが便利で使いやすい
- ユーザーからの信頼を得やすい
- カスタマイズができない
- 販売手数料があるためコストが高くなる
- 顧客情報が集まらない
メリット
集客力があるメディアなので、SEOやリスティングはあまり考慮する必要がありません。また長年の改修を加えているため、出店や商品登録などが便利で使いやすいです。大手のモール型ECサイトは知名度があるため、ユーザーからの信頼を得やすいです。
デメリット
カスタマイズがまったくできないため、ブランディングなどはほぼ不可能です。また販売手数料によりコストが高くなります。顧客情報はモールの運営側で管理されるので、マーケティングに必要な顧客情報が集まりません。
月額費用を比較!
Amazon
項目 | 大口出品プラン | 小口プラン |
---|---|---|
月額費用 | 4,900円 | 0円 |
基本成約料 | - | 販売する商品ごとに100円 |
販売手数料 | 8~15% | 8~15% |
楽天
項目 | がんばれ!プラン | スタンダードプラン | メガショッププラン |
---|---|---|---|
月額費用 | 19,500円 | 50,000円 | 100,000円 |
システム利用料 | 月間売上高の 3.5%~7.0% |
月間売上高の 2.0%~4.5% |
月間売上高の 2.0%~4.5% |
Amazonも楽天もその他さまざまな利用料が発生します。また、Amazonは毎月49点商品を販売するまでは小口プランです。高額な手数料がかかってくるため、利益率が良い商品以外は向きません。とはいえ冒頭でもお話しした通り、抜群の集客力を持っているため、EC初心者の方は利用をおすすめします。
2月額無料ECカートASP
(ネットショップ作成サービス)
STORES(ストアーズ)、BASE(ベース)などのECサイトが挙げられます。スマートフォンのアプリがベースとなっていて、手軽にはじめらるサービスです。
【 特徴 】
- BASE
- STORES
- 0円で手軽に始められる
- デザインから決済までスムーズに行える
- 最新の状態が保たれる
- 操作が簡単
- 集客力が弱い
- カスタマイズの自由度が低い
- ランニングコストが大きくなる
メリット
とにかく0円で手軽に始められるのが最大のメリットです。サービスの提供者側が機能の追加やアップデートを行うので、常に最新の状態が保たれます。SNSとの連動もしやすいです。成約時に課金となりますが、ECモールよりは手数料が抑えられています。
デメリット
ECモールと比べてデメリットは、集客力が弱いところです。BASEにはPay IDというアプリがあり、多少の集客を見込めますが、その他はネットショップ作成サービスという位置付けなので集客は自力で行う必要があります。またカスタマイズの自由度も低いです。成約時に課金となることから一定の売上規模を超えると、ランニングコストが割高になってしまいます。
月額費用を比較!
BASE(ベース)
スタンダードプラン | フリープラン | |
---|---|---|
月額費用 | 0円 | 5,980円 |
決済手数料 | 3.6%+40円(他にサービス利用料3%) | 2.9% |
STORES(ストアーズ)
項目 | フリープラン | スタンダードプラン |
---|---|---|
月額費用 | 0円 | 2,980円(初月無料0) |
決済手数料 | 5% | 3.6% |
手数料だけで見るとSTORES(ストアーズ)の方がメリットありますが、Pay IDでの集客や、さまざまな情報提供ではBASEの方が便利に利用できます。また、上記以外に振込手数料や事務手数料なども多少ですが必要です。SNSや知り合いから集客できる方には非常に良いサービスだと思います。
3ECカートASP
(ショップカート)
ECカートASPの代表例としてはMakeshop、カラーミーショップなどが挙げられますが、じつはこのタイプは数十のサービスが乱立しています。ここでは流通量が大きい3つのサービスをご紹介します。
【 特徴 】
- MakeShop
- カラーミーショップ
- future shop
- 月額固定で運用できるため、コストメリットが大きい
- ある程度のカスタマイズが可能
- 最新の状態が保たれる
- 操作が簡単
- 集客力が弱い
- ランニングコストが大きくなる
メリット
月額固定で運用でき、コストメリットが大きいです。機能もさまざまあるため、ECで必要なことは標準機能で対応できます。カスタマイズでブランドの色を出すことは可能ですが限界があり、HTMLの知識も必要です。無料ECカートASPと同様、操作が簡単で扱いやすく、サーバーの運用保守業務もありません。
デメリット
ネットショップ作成サービスなので、基本的に集客力はありません。マーケティングに必要なツールやデータ参照はありますが、ご自身で分析して施策を実行する必要があります。また無料ECカートASPと同様、売上規模が拡大すると、ランニングコストが見合わなくなっていしまいます。
月額費用を比較!
MakeShop
項目 | プレミアムプラン | エンタープライズ |
---|---|---|
月額費用 | 12,100円 | 50,000円 |
初期費用 | 11,000円 | 110,000円 |
カード決済手数料 | 3.19%~3.49% | 3.14%~3.49% |
商品数 | 10,000点 | 50,000点 |
カラーミーショップ
項目 | レギュラー | ラージ | プレミアム |
---|---|---|---|
月額費用 | 4,950円 | 9,595円 | 39,600円 |
初期費用 | 3,300円 | 3,300円 | 22,000円 |
カード決済手数料 | 4%〜 | 4%〜 | 3.14%〜 |
商品数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
futureshop
項目 | futureshop | futureshop omni-channel |
---|---|---|
月額費用 | 22,000~52,000円 | 81,000円 |
初期費用 | 22,000~52,000円 | 22,000〜27,000円 |
カード決済手数料 | 3.2%〜3.5% | 3.2%〜3.5% |
商品数 | 50~10,000点 | 30,000点 |
これまでASP系は、拡張性が低く大規模な事業者には不向きという印象でしたが、近年はfutureshopなど、各社ともに拡張性を高めた上位プランを提供してきており、大規模事業者の利用も増えています。
ECカート(ショップカート)はさまざまなサービスがあり、オプションもサービスによって異なります。まずは商品数とディスク容量。費用と決済手数料を確認して、どのようなプランとオプションサービスを受けるか検討した方が良いと思います。
ここからは店舗、倉庫、在庫と連動できるサービスです。店舗や倉庫を持っているEC事業者には必須となります。
4世界最大ECサービス「Shopify」
世界No.1のECプラットフォームです。2017年に日本に参入後、2019年に日本向けにアップデートされて注目度が急上昇。現在は簡易的なECサイトに利用されるケースが多いですが、今後は大規模なECサイトでも採用される可能性が高まってきています。
【 特徴 】
- Shopify
- 安価に導入できて販売手数料が必要ない
- POSやWMSと連動可能
- リファレンスが少ない
メリット
1番のメリットは価格です。今までご紹介したモールやショッピングカートと同様に安価に導入できて、販売手数料などは必要ありません。 開発の知識が必要であるものの、POSやWMSと連動可能。このコストでAPI連携によりPOSやWMSと連動できるのは画期的です。
デメリット
以前は参考になる情報が少ないことがデメリットでしたが、最近はネット上に情報が増えて状況は変わってきました。しかし、大規模ECサイトについて国内ではまだ事例が少なく、情報集めに苦労するかもしれません。
月額費用
プラン
項目 | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|---|
月額費用 | 33米ドル | 92米ドル | 399米ドル |
カード決済手数料 | 3.4%〜4.15% | 3.3%〜4.1% | 3.25%〜4.05% |
商品数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
AMEXやJCB、海外のクレジットカードの場合は異なります。
POSやWMSと連動する場合は初期開発コストで数百万は必要ですが、ランニングの費用などメリットが大きいので今後注目のECプラットフォームになります。
5パッケージ系
パッケージ系の代表例はec-beingやコマース21。ちょっと毛並みが違いますが、EC-CUBEもこちらでご紹介します。
これまで日本の大規模なECは、ほぼこのパッケージを用いて構築されてきました。初期費用は高額で、運用費やカスタマイズもそれなりの金額が必要となります。しかしセキュリティは強く、安心感があります。
【 特徴 】
- ec-being
- コマース21
- 拡張性がとても高い
- セキュリティに強い
- 初期費用が高額になることがある
- システムが陳腐化する
メリット
POSやWMSと連携でき、拡張性が非常に高く、デザインなど自由にカスタマイズが可能です。フルスクラッチに比べると、導入期間が短く、中・大規模のECサイトにも対応できます。ソースコードが公開されておらず、セキュリティ面が強いことも大規模サイト向きです。
デメリット
デメリットは費用がかかることです。まず初期費用から高額です。さらにシステムは3〜5年で陳腐化するため、サイトリニューアルの労力や費用などのコストがかかってきます。したがって、中長期的に見るとコスト高になる場合が多いです。
初期費用・ランニングコストともに高額!
ecbeing
ミドルプラン | エンタープライズプラン | |
---|---|---|
月額費用 | 20万円~ | 40万円〜 |
初期費用 | 500万円〜 | お見積もり |
カード決済手数料 | カード決済会社と別途契約 | カード決済会社と別途契約 |
商品数 | 無制限 | 無制限 |
コマース21
月額費用 | お問い合わせください |
---|---|
初期費用 | お問い合わせください |
カード決済手数料 | お問い合わせください |
商品数 | お問い合わせください |
EC-CUBEって何ですか?
EC-CUBEはオープンソースのサーバインストール型ECサイトです。こちらもPOSやWMSと連動可能で、デザインのカスタマイズも自由にできます。
メリット
パッケージやスクラッチより費用を安く抑えることができ、スケジュールも短縮できます。開発できるエンジニアの数も多く、ベンダーのリプレイスも可能。また、デザインのカスタマイズもできるので、ブランディングもしやすいです。
デメリット
セキュリティやサーバ負荷などのトラブルがあった時に対応が難しくなります。元々はオープンソースで提供されているサービスなので、プラグインやカスタマイズ部分以外は開発しているエンジニアも把握できません。クリティカルなトラブルになると対応できないかもしれません。
ecbeing、コマース21は、どちらもECサイト構築のための実績を豊富に持つパッケージサービスです。運用や安全面でも信頼性が高く、大規模ECサイトを安心して立ち上げて運用できるでしょう。安全性重視で資金の問題がクリアできるなら、選択肢に入ります。
中長期の運用で売り上げが伴わないと資金力勝負となってしまうので、導入シミュレーションはしっかりと行う必要があります。
6クラウドEC系
クラウドEC系の代表例は、ebisumartやメルカートです。POSやWMSとの連動が可能で、開発は基本的には事業者に依頼します。基本システムやセキュリティなどが常に最新版にアップデートされるため、長期利用を想定できます。
【 特徴 】
- ebisumart
- メルカート
- 中~大規模事業者が、パッケージより初期費用を抑えて導入することも可能
- 常にアップデートされるため利用できるスパンが長い
- プログラムのソースコードが公開されていないため、運用をハンドリングできない場合がある
メリット
カスタマイズを少なくすれば、初期費用とランニングコストをパッケージ系より抑えられます。スケジュール的なメリットもあります。また常にアップデートされるため利便性やセキュリティ的にもメリットがあります。
デメリット
プログラムのソースコードが公開されていないため、自社で保守管理することはできません。またクラウドという性質上、オンプレミスが導入の絶対条件の企業は利用できません。
月額費用を比較!
ebisumart
従量課金プラン | 固定料金プラン | レベニューシェアプラン | |
---|---|---|---|
月額費用 | お見積もりください | お見積もりください | お見積もりください |
初期費用 | 300万円〜 | 300万円〜 | 1,000万 |
カード決済手数料 | カード決済会社と別途契約 | カード決済会社と別途契約 | カード決済会社と別途契約 |
商品数 | 無制限 ※要相談 | 無制限 ※要相談 | 無制限 ※要相談 |
メルカート
月額費用 | 50,000円〜 |
---|---|
初期費用 | 190,000円〜 |
カード決済手数料 | カード決済会社と別途契約 |
商品数 | 無制限 |
ebisumartは、年に250回以上もの高い頻度でアップデートを行い、常に最新の状態を保持している、まさにクラウド型のメリットを最大限に享受できるサービスのひとつです。
中規模から大規模事業者に適していて、理想のECサービスの構築を担当者とともに作り上げていくことができます。ECサイト構築のコンサルティング業務も別サービスとして展開していて、同社クラウドサービスを利用していない事業者でも相談に乗ってくれるようです。
7スクラッチ開発
スクラッチでのECサイト構築は開発会社であればどこでも対応できると思います。POSやWMSとの連動はもちろん、拡張性の高さが魅力です。
【 特徴 】
- 拡張性がとても高い
- コストがかかる
- サイト制作に時間がかかる
メリット
基本的なECサイト機能開発外の要件が多い場合は、スクラッチでの開発がおすすめです。また運用により常に改善を重ねて売上を最大化したい場合もスクラッチ開発の方が適しています。
デメリット
ゼロから構築するだけに、コストと時間がかかります。また、保守運用業務が煩雑になります。すべてが自由な分、改善も保守もすべて自社でやらなければならないので、人的リソースの確保が必要です。
また独自に構築したサイトなので、ITベンダーを変えづらくなります。開発経緯や仕様を理解している会社が他にないからです。よほどのことがない限り、ベンダーのスイッチはできないと考えておきましょう。また既存のパッケージへの載せ替えもできません。
概算費用
月額費用 | 10万円~ |
---|---|
初期費用 | 1,000万円~ |
カード決済手数料 | カード決済会社と別途契約 |
商品数 | 無制限 |
スクラッチ開発は、デザインや実装機能の理想形を追及できますが、初期費用やランニングコストがかさみがちです。開発を依頼する際には、ITベンダーと綿密に打ち合わせ、細微な見積もりをもらうようにしましょう。
スクラッチ開発は、自由度がもっとも高い選択となりますが、実現したいECサービスの規模と見合った予算や実装機能の見極めが難しいので、構築、運用ともに経験豊富な方がチームにいることが望ましいです。
はじめてでもわかるECサイト入門!作り方から集客・運営のポイントまで解説!
種類ごとに事例を紹介
それぞれの構築方法を上手に活用している事例を紹介します。業務形態や事業規模が自社に似ている企業を探して、参考にしてみると良いでしょう。
猫壱(necoichi)| Amazon
大手ECモール、Amazonに出店している猫壱のお店です。Amazonの豊富なサポート体制を活用し、海外への販売を積極的に行っています。ビジネス開始当初は実店舗での販売がほとんどだったそうですが、今では売り上げの6割強がECによる売上で、その半分以上をAmazonが占めています。
MAGASINN KYOTO (マガザンキョウト)|BASE
月額無料ECカートASPの例として、BASEに出店しているMAGASINNを取り上げます。コストを抑えられる印象のあるBASEですが、ここまでスタイリッシュなサイトをデザインすることも可能です。こちらのサイトではSNSとの連携も活用しており、Instagramアカウントのページからスムーズに購入ができる仕様になっています。
Lafayette ラファイエット|makeshop
ラファイエットの公式通販サイトです。ECカートASPであるmakeshopで作られています。ショップカートの特徴である機能の多さとカスタマイズの自由度を生かし、工夫しながら商品が売れやすい仕組みを作っています。SEO対策もmakeshopの機能を使い行っているそうです。
Hiker’s Depot(ハイカーズデポ)| Shopify
ハイカーズデポはアウトドア用品を扱うオンラインショップです。顧客対応を効率化させたいという理由で始められたこちらのサイト。Shopify POSという、実店舗とECの在庫管理を一元管理できる機能を活用して業務を効率化しています。それまで大事にしていたお客との触れ合いを、ECを始めてからも大切にできているケースです。
Columbia(コロンビア) | ecbeing
https://www.columbiasports.co.jp/shop/default.aspx
登山用品やスポーツウエアを扱うブランド「コロンビア」のオンラインショップです。現サイトにリニューアルした際、ECサイト構築パッケージが用いられました。今まで接点のなかったECと店舗の顧客情報を統合し、両方で使用できる仕組みをパッケージを用いて構築しています。このような複雑な仕組みも簡単に構築できるのもパッケージ系の利点です。
RALPH LAUREN(ラルフローレン)| ebisumart
https://www.ralphlauren.co.jp/?_fsi=PQrjJjy0
ファッションブランド「ラルフローレン」のECサイトです。クラウドEC系ebisumartで構築されており、頻繁にアップデートを行うことでシステムを常に最新の状態に保っています。当サイトでは、ECの在庫とZOZOBASE(ZOZOTOWNに出品された商品の管理を行う場所)の連携をebisumartの協力で実現させています。
ユニクロ|スクラッチ開発
ユニクロのECサイトがスクラッチ開発によって作られていることは有名です。自社開発をすることで、トレンドやニーズに合わせて素早く仕様を変更し、高速でPDCAを回すことができます。ユニクロのように優秀で多様な人材が揃った大企業だからこそできることです。
【ECサイト成功事例10選】事例から成功のコツを紐解く
まとめ
以上、ECサイトの種類ごとにメリットやデメリットを解説し、事例を紹介しました。
自社に合ったECシステムを選べないと運用が大変になり、成果につながりにくいです。システムを後から変更するのは実質的には難しいので、ECサイト運営に集中し売上を伸ばしていくためにも、自社にあったECサイトをしっかり選びましょう。
よくわからないという方は、弊社にご相談いただければ、お考えを踏まえた上で最適なご提案をいたします。お問い合わせからお気軽にご相談ください。
最後までお読みくださりありがとうございました!
この記事を書いた人
クーシーブログ編集部
1999年に設立したweb制作会社。「ラクスル」「SUUMO」「スタディサプリ」など様々なサービスの立ち上げを支援。10,000ページ以上の大規模サイトの制作・運用や、年間約600件以上のプロジェクトに従事。クーシーブログ編集部では、数々のプロジェクトを成功に導いたメンバーが、Web制作・Webサービスに関するノウハウやハウツーを発信中。
お問い合わせはこちらから
Web制作デザイン、丸ごとお任せ
お問い合わせする
執筆者:牧野、小原太郎