今からSEOに強いECサイトにするサイト戦略

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ECサイトの集客がSEO中心の企業は昔から多いです。最近ではSNSやインフルエンサーマーケティングでの集客を狙う企業も増えていますが、いまもSEOは依然として重要性が高いです。

Googleで検索すると、よくAmazon・楽天・ZOZOなどが検索結果の上位に表示されています。これらの有名ECモールは、長年SEOに強いサイトに改善されていて他社の追従を許しません。

今回は、SEOに強いサイトを構築するためのポイントを話します。

【前提】1商品しかないD2Cは、SEOが難しい

ユーザーの選択肢が豊富なページが評価される

最近、ECをはじめたD2Cでは、商品が1アイテムのみのケースはよくあります。商品企画・開発に時間がかかるため、すぐに商品を増やすことはできません。

しかし、SEOにおいてはアイテム数が多いECサイトの方が検索順位は上がりやすい傾向にあります。なぜアイテム数は多い方がSEOに強いか?

Googleは、商品カテゴリーのキーワードに対しては、幅広い選択肢を提示するリスト型のコンテンツを上位に表示する傾向があります。1商品だけのページよりも、複数の商品を掲載しているページの方がユーザーにとって有益ということでしょう。たとえば、「洗剤」で検索すると、Amazon「売れ筋ランキング:洗濯洗剤」や、マイベスト「洗濯洗剤のおすすめ人気ランキング23選」、楽天「洗濯洗剤の通販」が上位に並びます。

また、カテゴリー内のアイテム数が多いECサイトは、それだけアイテム詳細ページ数があります。アイテム数が多いECサイトは、カテゴリーに関連するコンテンツが多いことで、Googleの評価が上がりやすい構造も好影響。
D2CのECサイトは、アイテム数が少ないことが影響して相対的にGoogleからの評価を受けにくい構造で、SEOを難しくしています。

少アイテムECでは、商品コンテンツ以外の代替策が必要なのです。

カテゴリーページが主戦場

上記のとおり、EC関連のキーワードでは、ECサイト内で多数の商品を表示する商品カテゴリーページが、Googleで上位表示されやすいです。Amazon・楽天・ZOZOなどECモールの多くが、商品カテゴリーキーワードに対してアイテム詳細ページより商品カテゴリーページが上位表示されています。

ECサイトのSEOでは、商品名を除くと、カテゴリーページの重要性が高いです。アイテム数が多いECサイトでは、カテゴリーページを軸にSEOに適したサイト構造にすると、ドメイン全体で各種キーワードの検索順位を向上しやすいです。
アイテム数が少ないECサイトの場合は、リスト型のカテゴリーページをつくれないので、ECモールとは異なるターゲットキーワードの設計とコンテンツ戦略でSEOしていくほうがベターでしょう。

アイテム詳細ページのコンテンツももちろん重要

ユーザーの検討材料を増やす

カテゴリーページが重要といっても「アイテム詳細ページが重要ではない」、わけではありません。アイテム詳細ページは、商品名やスモールキーワード、型番など多様な検索キーワードで、検索流入が増えるコンテンツ。

また、アイテム詳細ページは、カテゴリーページの関連コンテンツです。カテゴリーページのGoogle評価向上には、アイテム詳細ページのコンテンツが重要な役割を担っています。

アイテムひとつひとつで、ユーザーにとって有益な独自の情報価値を掲載し届けることが必要になるでしょう。アイテム詳細ページはメーカー提供情報のみ掲載していることが多いかもしれません。しかし、メーカー提供情報はほかのECサイトにも掲載されているので、独自な情報になりません。

アイテム詳細ページはユーザーが購入を検討する大事なページ。
メーカー提供情報だけでは検討が進まないことも多い。ユーザーに価値提案できる情報を付加しましょう。アイテム詳細ページはSEOのほかCVRにも大きく影響するページなので、1ページの作り込みがとても大切。

アイテム数が少ないECサイトは、コンテンツ運営しよう

アイテム数に応じたSEO対策

ここまででアイテム数が少ないECサイトは、カテゴリーページがSEOに向かないことをお届けしてきました。
では、少アイテムECではどうやってSEOを進めたらいいか?

その1つの方法は、コンテンツSEOに取り組むことです。
商品ページ関連だけではGoogleの評価を上げにくい構造の中でがんばるより、商品やユーザーのニーズに関連するコンテンツにより検索流入を増やす方が実現しやすく、成果が上がりやすいでしょう。

コンテンツSEOのメリットは下記。

1.商品に関連するユーザーの検索流入を増やせる
2.カテゴリーキーワードの評価向上に間接的役割を担う
3.継続的な読者との接点をもてる

モバイルフレンドリーとCore Web Vitals

ECサイトアクセスの70〜80%は、スマートフォンで訪問しています。BtoCビジネスの多くはスマートフォンが多くを占めます。

Googleは近年、モバイルファーストインデックスを進めています。もともとGoogleはPCサイトをもとに評価して検索結果に掲載するサイトを決めていましたが、スマートフォンのシェアが高まったので、スマートフォンサイトを基準に評価するようにしたのがモバイルファーストインデックスです。

ECサイトは当然モバイルフレンドリーでサイト制作することが必須です。それはSEOだけでなくユーザーのため。古いECサイトではGoogleから見るとモバイルフレンドリーに作られていないと認識されているケースもあるので、自社のサイトをSearch Consoleで確認してみてください。

また、Googleは2021年6月からCore Web Vitals(UX指標)をシグナルとして検索アルゴリズムに取り入れます。
ページ表示スピードや表示崩れに関する3つのUX指標をもとに検索順位が変動します。たとえばページスピードが著しく遅いサイトは検索順位が下がることがあるといった感じです。
ただし、Core Web Vitalsの検索順位への影響は小さい想定です。Googleはコンテンツが最重要のため、Core Web Vitalsが悪いからといって常に下がるものではありません。今のところ、同程度の評価のサイトが、最終的に僅差をつける程度の影響の見込みです(アルゴリズムのアップデートにより日々影響度合いは変わります)。

モバイルフレンドリーもCore Web Vitalsも情報検索行動のユーザー体験を損なわないようにするものです。SEOに限らずユーザー体験の最適化に向けて必須の対策でしょう。

おわりに

ECサイトのSEOについて考え方のひとつをご紹介しました。
ECサイトをつくったはいいけど、集客できない・売上が増えない事例を山ほど見ます。ECサイトのSEOに取り組むときには、まずは自社のECサイトのアイテム数とコンテンツをチェックして、どのようにSEOできるか方向性を検討してみてください。SEOは中長期的な施策なので、初期段階の設計は大事な一歩ですね。

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