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Shopifyの決済方法おすすめ9選!特徴と強みも一緒にご紹介!

Shopifyの決済方法おすすめ9選!特徴と強みも一緒にご紹介!

「どの決済方法を選べばいいかわからない」
「決済方法ごとの違いを知りたい」
とお悩みではないでしょうか。

本記事では、Shopifyの決済方法を比較して紹介します。結論からいいますと、「Shopifyペイメント」を基本として使い、あとは目的に応じてサービスを加えるのがおすすめの選び方です。Shopifyの各種決済方法は「強み」の視点で紹介します。

この記事を読めば、「Shopifyペイメントがなぜ基本の決済手段になるのか」「他にはどの決済サービスを加えたらいいか」がわかるはずです。本記事をご覧いただき、あなたのShopifyサイトで利用すべき決済サービスをぜひチェックしてみてください。

Shopifyの決済方法の特徴

Shopifyではクレジットカード払いはもちろん、コンビニ払いや銀行振込など、クレジットカードを持たない人にも対応した決済サービスをECサイトに導入することが可能です。

EC運営において、使える決済手段は多いほど有利です。使いたい決済方法を選べなければ、ユーザーは購入を途中でやめてしまうかもしれません。Shopifyの決済方法の豊富さは、ユーザーの満足度向上だけでなく機会損失の防止にもなっています。

だからと言って決済サービスをなんでも導入すればいいわけではありません。あなたのECサイトに来てくれるお客様のニーズにあった決済方法を選ぶ必要があります。

Shopifyの決済方法の種類

Shopifyブログ』によれば、2022年6月現在、日本で使える決済手段は17種類。このうちShopifyペイメントで使えるサービスが3つあるので、実質14種類です。

Shopifyが提供する決済方法「Shopifyペイメント」を基本に、Shopifyペイメント以外の主な決済方法の特徴も見ていきます。

Shopifyペイメント/基本の決済方法

shopify

出典

Shopifyを利用するならまず導入すべき決済サービスが「Shopifyペイメント」です。理由は以下の5つ。

  • これだけでほとんどのクレジットカード決済に対応できる
  • ワンクリックで設定できる
  • 外部の決済サービスを利用しても取引手数料がかからない
  • 決済手数料が安い
  • キャッシュフローが管理しやすい

順番に見ていきます。

これだけでほとんどのクレジットカード決済に対応できる

Shopifyペイメントは、国内発行のカードはもとより海外発行のクレジットカードにも対応しています。Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discoverが使えるので、クレジットカード決済にはほぼ対応できるといっていいでしょう。

これだけでほとんどのクレジットカード決済に対応できる

ワンクリックで設定できる

ECサイトでクレジットカード決済を導入するには、本来ならカード会社ごとに連絡して個別に審査を受けなければなりません。時間も手間もおそろしくかかってしまいます。

Shopifyペイメントなら、この手間と時間がいりません。Shopifyペイメントを導入するだけで、複数のカードブランドと契約できます。審査もありませんので、文字通り「ワンクリック」で設定が完了し、その日からクレジットカード決済に対応できるようになります。

ワンクリックで設定できる

外部の決済サービスを利用しても取引手数料がかからない

外部の決済サービスもお得に利用できます。Shopifyペイメントを併用していれば、本来かかるはずの0.5%~2.0%の取引手数料がゼロになります。仮にShopifyペイメントより決済手数料の安い外部サービスを利用したとしても、この取引手数料を加えるとShopifyペイメントを使っておいたほうがお得です。

Shopifyペイメントを併用で、外部の決済サービス取引手数料が0

なおShopifyペイメントを使っていれば、Google Pay、Apple Pay、Shop Payも少ない手続きで使えます。もちろんShopifyペイメントの決済手数料以外、追加料金はかかりません。

決済手数料が安い

Shopifyペイメントのクレジットカード決済手数料は、他のECサイト制作プラットフォームに比べて安く設定されています。『Base』『STORES.jp』と比較してみましょう。

月額費用 取引手数料
Shopify(ベーシックプラン) 25ドル 3.4%(日本のオンラインクレジットカード)
Base(スタンダードプラン) 0円 3.6%+40円(決済手数料)+3%(サービス利用料)
STORES.jp(スタンダードプラン) 2,178円(初月は0円) 3.6%

月額費用だけで比較すればBaseが一番お手軽です。しかし手数料で比べると、Shopifyは3.4%で他サービスに比べて安くなっています。中長期的に見れば、売り上げが上がるほど低コストになっていくShopifyが有利です。

資金不足リスクを回避しやすい

日本で人気のあるECカートの多くは、振込申請後10日後や月末締め翌月末払いに決められています。

これに対してShopifyペイメントでは、入金手続きをしなくても翌週の金曜日には銀行口座に入金されます。つまり最短で5日後、最長でも11日後に入金があるのです。入金サイクルが早ければキャッシュフローを管理しやすく、資金不足に陥るリスクも回避できます。

Shopifyペイメントの入金サイクル

このようにShopifyペイメントを使うだけで、国内外のクレジットカード決済にほぼ対応しつつ、その他の決済サービスも手数料をおさえて利用できます。Shopifyでサイトを運営するなら、まず押さえておきたい決済サービスです。

Shopifyペイメントに加えて検討すべき主な決済方法

Shopifyペイメントでカバーできないところは別の決済方法で補います。強みに着目して、各種決済サービスを見ていきましょう。

PayPal/海外向け販売に強い

PayPal

出典

PayPalは、世界で4億3000万人に利用されています。海外向けに商品を販売する際には導入しておきたい決済サービスの一つですが、じつはShopifyではネットショップ開設時点ですでに導入されています。Paypalアカウントをすでにお持ちなら、Shipifyの管理画面で決済手段に設定するだけで手続きは完了です。

PayPalを導入すると、銀行口座からの支払いにも対応可能。エクスプレスチェックアウト(ワンクリック決済)ができるようになり、少ないクリック数で決済を完了してもらえます。

【強み】

  • 海外にお客様がいる越境ECに強い

Amazon Pay/新規顧客拡大

AmazonPay

出典

日本のAmazonアカウントを使った決済サービスで、Amazon以外のネットショップでも利用することができます。つまり新規のお客様に新たにログイン情報を入力していただく必要がありません。

日本でもすでに多くの人がAmazonアカウントを保有しています。このメリットを活かした新規顧客獲得が目指しやすい決済方法です。

【強み】

  • すでにAmazonアカウントを持っている人を新規顧客として取り込みやすい

SBペイメントサービス/銀行振込まで対応

SBペイメントサービス

出典

SBペイメントは国内最大級の決済サービス。強みは、対応できる決済方法の幅広さです。

クレジットカード決済 Visa、MasterCard、American Express、JCB、Diners、Discover
ウォレット決済 PayPay(オンライン決済)、楽天ペイ(オンライン決済)
キャリア決済 Softbank、docomo、au
Webコンビニ決済 セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、セイコーマート
Pay-easy(ペイジー)決済 全国の銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、農業協同組合、漁業協同組合、ゆうちょ銀行のATMやインターネットバンキング

Webコンビニ決済やPay-easy(ペイジー)決済なら、クレジットカードを持たないユーザーでもお支払いをしていただけます。

ECに必須な3Dセキュアや不正検知などのオプションが費用0円で利用できるのもうれしいところです。

【強み】

  • クレジットカードがない人にも対応できる決済手段。銀行振込も使える。

KOMOJU/プリペイド決済・海外顧客

KOMOJU

出典

KOMOJUも対応幅が広い決済方法です。クレジットカード、LINE Pay、PayPay、メルペイ、キャリア決済、コンビニ決済、Paidyなどで支払いができます。

SBペイメントと変わらないように見えますが、大きな違いは以下の3点。

  • 韓国、中国、ヨーロッパ、アジア太平洋地域で使われる決済手段も選択できる
  • プリペイド電子決済にも対応している(コンビニなどでプリペイドカードを購入して支払いが可能)
  • LINE Pay、PayPay、メルペイ、au PAYなどのスマホ決済に加え、携帯キャリア決済も可能

幅広い決済手段が一度に導入できることと、海外のお客様でも利用できるのが強みです。

なおKOMOJUは初期費用、月額費用が無料です。余計な費用をかけることなく導入できます。

【強み】

  • 対応範囲が広い決済手段(スマホ決済、プリペイド電子決済なども可能)
  • 海外顧客にも対応できる。

携帯キャリア決済/支払いは携帯料金と一緒に

NTT docomo、Softbank、auの大手携帯会社3社のキャリア決済が一括導入できます。

キャリア決済のメリットは以下の3点。

  • 月々の携帯料金と一緒に支払うので、クレジットカードがないユーザーでも使える
  • 代金の未回収リスクが少ない
  • クレジットカード番号などの個人情報をECサイトに入力しないため、ユーザーにとって安心

ユーザーにもEC運営者にもメリットのある決済方法ですが、KOMOJUやSBペイメントにも含まれます。単独で利用したい場合は、Shopifyの管理画面からキャリア決済を設定してください。

【強み】

  • 携帯料金と一緒に支払いができるのでクレジットカード不要
  • ECサイトに個人情報を入れなくていいので、ユーザーにとって安心

NP後払い/安心の後払いサービス

NP後払い

出典

NP後払いは、商品購入後に発送される請求書によってコンビニや銀行で支払いができるサービスです。株式会社ネットプロテクションズが運営しています。

クレジットカードが必要ないという意味では、キャリア決済や銀行振込と変わりません。大きな違いは、商品を確認してから支払いができるので、ユーザーにとって安心感のあるサービスであることです。

後払いには代金未回収リスクがありますが、NP後払いなら代金未回収リスクが100%保証されるので安心して導入できます。

【強み】

  • クレジットカードがなくても支払い可能
  • ユーザーにも事業者にも安心な後払いサービス

なお同社の類似サービスに「atone」があります。こちらもShopifyに導入可能な後払いサービスですが、NP後払いとは「支払いの頻度」と「支払うまでの期間」が違うのでご注意ください。

  • NP後払い:請求書が届くたびに支払い/請求書発行後、14日以内に支払う
  • atone:月1回支払い(月末締め)/翌月20日までに一括で支払う

Paidy/若年層に強い後払い

Paidy

出典

Paidy(ペイディー)もクレジットカードを持たない「非クレカ層」をターゲットにした後払いサービスです。「NP後払い」との違いは、若年層で顧客の拡大が期待できること。

Paidyはスマホのアプリで携帯番号とメールアドレス、4桁の認証コードを入力すれば決済完了。支払いはコンビニや銀行で後からすればいいことになっています。後払いでありながら、とても手軽でスピーディーなサービスです。

なお売上金は100%入金保証がついており、未払い金はペイディが負担します。代金の未回収リスクはありません。クレジットカードを持たない若年層で顧客獲得を狙うなら導入を検討してみてください。

【強み】

  • スマホが使えてクレジットカードを持っていない若年層に強い

GMOイプシロン/後払いも含めた決済手段の一括導入

shopify

出典

クレジットカードなど複数の決済方法に加えて、後払いも選択できるサービスです。使える決済手段は以下のとおり。

  • クレジットカード決済
  • コンビニ決済
  • 代引き
  • GMO後払い
  • キャリア決済
  • PayPal(ペイパル)

後払いも含めた複数の決済手段を一括で導入したいときにおすすめです。

ちなみにGMO後払いでは、代金が未回収であってもGMOペイメントサービス株式会社が負担してくれます。代金未回収リスクはありません。

【強み】

  • 広く決済方法をカバーしつつ、後払いも導入できる

まとめ

以上、Shopifyの決済方法を選ぶときのポイントについてお伝えしました。

ShopifyでECサイトを運営するなら、まず押さえるべきは「Shopifyペイメント」。主要クレジットカード会社がカバーできるだけでなく、追加で使いたい外部の決済サービスの取引手数料がゼロになります。

次にShopifyペイメントだけではカバーしきれないサービスを追加します。海外顧客、非クレカ層、若年層など、自社ECサイトのユーザーに合わせて柔軟に設定可能です。

お客様にとって利便性の高い決済サービスを導入して、効率的な売上アップと快適なお買い物体験の提供につなげましょう。

クーシーブログ編集部

この記事を書いた人

クーシーブログ編集部

1999年に設立したweb制作会社。「ラスクル」「SUUMO」「スタディサプリ」など様々なサービスの立ち上げを支援。10,000ページ以上の大規模サイトの制作・運用や、年間約600件以上のプロジェクトに従事。クーシーブログ編集部では、数々のプロジェクトを成功に導いたメンバーが、Web制作・Webサービスに関するノウハウやハウツーを発信中。

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