イビサオンラインショップ｜株式会社イビサ

思いが伝わる、使いやすいサイトへ
Shopifyを用いたECサイト

手しごとによって生み出される、表情豊かなバッグが特徴のイビサ。1965年の創業以来、ものづくりに対して確かなこだわりを持ち、丁寧に向き合ってきました。今回クーシーでは、ブランドサイトとECサイトの統合・リニューアルを担当。お客様にとって利用しやすいサイト構築を目指すとともに、イビサがこれまで大切にしてきた、ものづくりに対する想いが伝わるよう意識しました。ECサイトの基盤となるプラットフォームはShopifyを使用。デフォルトに無い機能はカスタムで対応するなど、クライアントの要望とユーザーの使いやすさ、両方の実現を目指しました。

プロジェクト期間とスコープ

サイトの統合とリニューアル
実際の工場で、ものづくりの現場を撮影

制作期間はおよそ半年。プロジェクトは情報設計からスタートし、デザイン、コーディング、Shopifyの実装を担当しました。イビサの想いをご紹介する「イビサについて」のページでは、撮影とライティングも担当。埼玉県川口市の工場を訪れ、撮影とインタビューを行いました。イビサのものづくりの中心である工場で、職人の方々の想いや温かさを間近で感じた制作陣。サイトを通してその想いをお伝えすることを目指し、制作を進めました。

戦略

Shopifyをカスタム対応
「いつもの」お買い物を実現

ECサイトの構築は、基盤となるプラットフォームの選定から始まります。プラットフォームは、導入後少なくとも数年は継続して使用することになるため、必要機能や売り上げ規模、予算を元に将来的な部分まで要件を見越して選定することが重要になります。今回、ECプラットフォームはShopifyを使用。Shopifyは、近年需要が高まっている海外製のプラットフォームで、拡張性が高く、導入コストが低いという特徴を持つ一方、日本ではなじみのない仕様も存在します。例えば、ECサイトでは特に重要である住所入力フォーム。Shopifyのテンプレートでは、町名や番地の入力後、市町村を入力し、国・都道府県という海外仕様の順番となっていました。これを「いつもの」感覚でお買い物ができるサイトにするため、都道府県・市町村から始まる日本になじみのある順番に変更。このように、日本対応のカスタマイズやプラグインの選定も併せて行いました。

デザイン

ECサイトを通じて
ブランドの想いをお客様へ　

丁寧なものづくりの老舗として知られているイビサ。サイト内の配色は白を基調とし、イビサのバッグが持つ上品な雰囲気や、質の高さを表現。ECサイトの主役である商品が目立つよう、全体的に主張しすぎないデザインを心がけました。また、今回は既存のECサイトからの移行も行うため、既存サイトから画像を流用しても雰囲気にズレが生じないよう配慮しました。
そして、特にこだわりがつまっているのが「イビサについて」のページ。撮影前にイビサのクリエイティブディレクターの方と、撮影イメージについてすり合わせを行ってから臨みました。同時に、イビサの歴史や想いについてのインプットの機会をいただいたことで、より具体的なイメージを持って撮影に臨むことができました。実際に工場にお邪魔し、撮影やインタビューを行う中で見えてきた、職人の方々のものづくりに対する温かくまっすぐな想い。我々が感じ取ったその想いを、サイトに訪れたお客様にもイメージしていただけるよう、照明やレイアウトに徹底的にこだわり撮影を進めました。

まとめ

それぞれに合った提案で、
最適なECサイトを

今回のリニューアルでは、お客様にとってお買い物がしやすいサイト設計を行うと同時に、イビサが持つ「質が高い」「丁寧」といったイメージをお伝えできるサイトを目指しました。

クーシーでは、クライアント・サービス、それぞれに適したサイト構築を行っております。特にECサイト構築の際には、商品やサービス、運用体制に適したECプラットフォームを選定するため、プロジェクト開始時のヒアリングを大切にしています。運用開始前のレクチャーやサポートも承っておりますので、運用面のフォローもお任せください。こだわりのつまった商品を、より多くのお客様へお届けできるECサイトを目指して。企業の想いが伝わると同時に、お客様がスムーズにお買い物を楽しめるサイトを、これからも制作してまいります。