
採用サイトデザイン
新卒だとリクナビやマイナビ、中途だとWantedlyや人材紹介を利用している企業が多いと思います。求職者とのタッチポイントは他のメディアになるケースがほとんどですが、求職者はそのメディアからリクルートサイトに訪れ、どのような企業か見て面接を受けるか判断しています。
どのような企業で、どのようなサービスをしているかを理解してから面接をするのと、理解が無く会社説明で面接のほとんどの時間を使ってしまうのでは、効率が明らかに異なります。求職者の知りたい情報を採用サイトに掲載することで質の高い面接を行うことが出来ます。
また、どの企業でも採用コストは悩みの一つです。採用サイトで数名ダイレクトリクルーティングできれば採用サイトの制作にかけたコストはアッという間に回収できるのではないでしょうか?
新卒採用者と中途採用者のニーズは異なる
新卒採用では社会に出るのが初めての人が対象のため、自分がどのような職種に着くのか、どのように働くのか、具体的にイメージできません。求職者は自分が成長できる環境はあるか、会社の安定性はどうなのか、など事業内容以外のことも気にしています。具体的には以下のような情報を掲載すると好ましいです。
・成長環境(研修)
・どんな仕事か(事業内容)
・会社の安定性
・社内の雰囲気
中途採用では既に何かしらかの職業を経験している人が対象になります。具体的にどのような職種を募集しているか、あとは給料などの具体的な条件を気にしています。もちろん会社の雰囲気や、ビジョンや行動指針なども必要な情報ですが、まずは職種や給料などの条件の情報が必要です。具体的には以下の情報を掲載すると好ましいです。
・職種
・給料
・キャリア
・福利厚生
また、新卒採用ではステークホルダーに親もいます。求職者は親に相談することもあり、場合によっては反対されることもあります。安定性や将来性なども情報として掲載しておいた方が好ましいです。
アルバイトやインターンシップの扱いはどうするか
アルバイトとインターンシップは新卒・中途とは明らかにターゲットが異なるため、違う情報として掲載した方が良いでしょう。また、アルバイトとインターンシップもターゲットが異なります。
母集団形成をするかスクリーニングをするか
採用サイトデザインの役割として母集団形成のため求職者を増やしたい。という目的がほとんどです。しかし、意図しない人のエントリーを増やす可能性もあります。
母集団形成のためにハードルを下げて、より多くの人にエントリーをしてもらう。そうすると、ただでさえ忙しい人事の業務が増えます。一方でスクリーニングを行うと、企業の事業や考え方を理解し、自分には合わなそうとか、難しそうと感じエントリーをせずに辞退する。確かに母集団形成としては反比例した行為です。
どちらを選ぶかは望む人材やステージによって異なりますが、目的は明確にした方が良いと思います。
採用サイトによくあるコンテンツ
社員
・社員紹介
・社員ブログ
・キャリア
・内定者の声
・社員の1日の仕事紹介
・キャリアストーリー
会社
・会社紹介(写真)
・ビジョン
・代表挨拶
・事業紹介
・行動指針
・求める人物像
メリット
・教育研修制度
・福利厚生
具体的内容
・職種
・選考フロー
採用サイトでやってはいけないこと
企業側から発信する「求める人物像」などで、こんな人物を求めています!という情報やビジョンや代表挨拶が思い切り全面に出ている採用サイトデザインを見かけますが、これは大分危険です。特に新卒から見ると「上から目線」で求職者を選定する企業かと思われがちです。
企業としての考え方や具体的に行なっている仕組みなどを紹介して、「一緒に働こう」という姿勢で情報を発信していくと共感を得やすいと思います。
クーシーでの採用サイトデザインの作り方を紹介させていただきました。人事の方や採用サイトデザインを行うデザイナーの方の参考になれば幸いです。
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採用サイトデザイン
新卒と中途では欲しい情報のニーズが異なります。ターゲットに向けて応募率を高めるようにデザインします。
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