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イギリスのWeb制作会社ってどんな感じ?Q&A形式で解説

イギリスのWeb制作会社ってどんな感じ?Q&A形式で解説

この記事は、少しでも「イギリスで働いてみたい!」「海外のweb制作会社は何が違うの?」などと考えたことのある方は必見です!イギリスと日本のWeb制作会社の違いをわかりやすくQ&A形式でお答えしていきます。

両国のWeb制作会社は業務内容やワークフローには類似点が多い一方、言語や働き方などの文化的な違いから生じる差異も少なくありません。

本記事では、イギリスにおけるWeb制作の現状からスタートし、人材状況などの要因を通じて、業務の形態の違いを探っていきます。
加えて、文化的アプローチや給与における社会的な差異についても、Q&A形式で詳しく解説します。

ぜひ最後までお読みください。

Q. イギリスのweb制作業界の規模は?

2023年時点でイギリスには1981社ものwebデザインサービスを提供している会社が登録されています。この数字をみてもピンと来ない方もいると思いますが、昨年の22年より3.3%の増加傾向が見られ、イギリスでもweb制作の需要が上がってきていることがわかります。

Q. Web制作会社の業態に違いはある?

日本の「Web制作会社」は、イギリスでは「Creative Agency」や「Digital Agency」がこれにあたります。

Creative Agencyとは、日本で言う広告代理店のような存在で、幅広い広告制作からマーケティング方針、ディレクションなどを行います。デザイン性に重点を置き、ブランドマーケティングに特化しているイメージです。

Digital Agency は名前の通り、デジタルなサービス全般を提供します。会社の規模にもよりますが、事業内容はWebサイト開発からSEO、PPC対策、コンテンツマーケティングなどが主流です。

これらの大きな違いの一つは、クライアントの要望に対する柔軟性です。Creative Agencyは、各クライアントの個性やビジョンを考慮し、デザインをカスタマイズします。そのため、クライアントの要望をどのようにデザインに反映させるかを協力して検討します。

一方でDigital Agency は、主にバックエンドや専門的な側面に長けており、個別のデザイン権限は限られています。彼らの主な焦点は、クライアントの要望を解決することであり、途中で要望を変更したり、柔軟な調整を行うことはあまり一般的ではありません。

この二つのちょうど中間にいるのが日本のWeb制作会社です。会社ごとに得意分野はあると思いますが、バックエンドからデザイン方針、マーケティングなどをオールマイティにこなせる日本の会社はイギリスから見たら特有だと言えます。デザインとバックエンド、両方のサービスを一社ですべて行えるのはとても魅力的です。

Q. イギリスでWeb制作1案件にかかるコストは?

コストについて、イギリスでは「1時間あたりいくら」という書き方が多く見られます。会社の大きさや知名度にもよりますが、1時間あたりの費用は60ポンド(約10,800円)から90ポンド(約16,300円)くらいです。

一般的なWebサイトプロジェクトでおよそ40,500ポンド(約730万円)から80,000ポンド(約1500万円)くらいの費用感です。ECサイトなどは工数の増加に伴い値段は上がっていきます。

Q. イギリスのUXデザイナーは足りている?

今回はWeb制作会社の人材の中でも「UXデザイナー」に関して書きます。

イギリスでは急速にデジタル化やリブランディングが進んでおり、多くのUXデザイナーが必要とされてきています。CNN社が運営する、金融関連の情報サイト「CNN Money」は2017年から2027年の間でUX業種の需要は13%も上昇すると予測していますが、実際はどうでしょうか。

わかりやすいのは求人サイトでの求人件数です。今年の5月時点では、イギリス・ロンドンにおけるUXデザイナーの求人は、求人プラットフォーム「Glassdoor」で 803件、「Indeed」で 1134件でした。この数字を見る限り、UXデザイナーへの需要は高い状態であると考えられます。

Q. ロンドンのUXデザイナーの年収は?

イギリスでのUXデザイナーの年収はおよそ30,600ポンド(約555万円)、高くて65,700ポンド(約1,191万円)くらいです。
これが高待遇かどうかを判断するには、生活費の水準を知る必要があります。

2023年8月現在、イギリスの最低賃金は時給10.42ポンド(約1,896円)と法律で定められていますが、ロンドンには「London Minimum Living Wage(ロンドン最低生活賃金)」というものがあります。
これは、生活費に基づいて独自に算出された時給である「実質生活賃金」に基づいており、最低賃金より少し高い時給11.95ポンド(約2,172円)となっています。

日本の最低賃金がおよそ1000円ですから、ロンドンは給料も高いが生活費も高いということです。
とはいえ、イギリスでのUXデザイナーの需要が高まっていることも、給与額に関係しているでしょう。

Q. イギリスのWeb制作会社の働き方は?

実労働時間は日本もイギリスも8時間前後です。

コロナ禍後、日本はリモートワークが減り出社機会が増えてきていますが、イギリスではオフィスワークとリモートワークが半々の「ハイブリッド」という働き方が主流になってきました。コロナ禍で学んだ新しい働き方として広まっています。

残業についても触れておきましょう。イギリスでは残業はほぼ無いと言われています。また、イギリスの場合、政府の規定により国民は最低28日の有給が取れるようになっています。いずれも日本より好条件に見えますね。

ちなみに祝日は日本が16日であるのに対して、イギリスは8日ほどとなっています。

まとめ

以上、イギリスのWeb制作会社について、業態やサービス内容などについてお答えしました。

Web制作会社でもイギリスと日本でまったく同じではなさそうであることが、ご理解いただけたのではないでしょうか。
イギリスのWeb制作会社に仕事を依頼する、あるいは現地で社員として働くといった機会があれば参考にしてください。

クーシーブログ編集部

この記事を書いた人

クーシーブログ編集部

1999年に設立したweb制作会社。「ラクスル」「SUUMO」「スタディサプリ」など様々なサービスの立ち上げを支援。10,000ページ以上の大規模サイトの制作・運用や、年間約600件以上のプロジェクトに従事。クーシーブログ編集部では、数々のプロジェクトを成功に導いたメンバーが、Web制作・Webサービスに関するノウハウやハウツーを発信中。

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