Share on

個人でもチームでも、ビジネスの基本としてPDCAをしっかり回す/フロントエンドエンジニア・土田玲央

個人でもチームでも、ビジネスの基本としてPDCAをしっかり回す/フロントエンドエンジニア・土田玲央

クーシーで働く人に話を聞く「COOSY’sインタビュー」。第1回はフロントエンドエンジニアの土田玲央さんにお話を伺いました。

土田玲央/株式会社クーシー (フロントエンドエンジニア)

【経歴】
新卒でWeb制作会社に入社。はじめは営業職だったが、売る側より作る側に興味が移り制作部に移動。そこでコーディングを基礎から学び、1年後に部門MVPを受賞。
30歳でサイトの保守運用がメインの会社へ転職。35歳で改めて自分の市場価値を確かめる意味で転職活動をし、クーシーに入社。

求められるものが大きい会社に入りたいと思った

クーシーに入った経緯を教えてください

前職はサイトの保守運用をするような会社で、制作寄りの仕事をしていました。改めて自分の市場価値を確かめたい気持ちもあって、35歳の時に転職活動をしました。そこでご縁があったのがクーシーです。

転職活動の時に重視していたことは何ですか?

求められるものが大きい会社、期待値が高そうな会社であることですね。

難しい仕事を振られてそれに応えられる作業者のスキルも必要ですが、さらに上の段階と言うか、管理職としてマネジメントもして自分で仕事を作れるようになっていきたいと思っていましたが、ここ数年でできるようになってきました。

クーシーを選んだ決め手は何でしたか?

デザインを重視してる会社だったことですね。

制作物においても高いスキルが求められるだろうと思いました。簡単なデザインだったらさらっと作れてしまいますが、複雑だとそれなりのスキルが必要ですよね。

現在はどんなお仕事をされていますか?

コーダーグループでリーダーとして自分の作業もしつつ、ディレクションをしています。

メンバーのアサイン管理や案件の仕様決め、要件定義を詰めるところにも少し参加しています。依頼された案件をいくらの金額でどうやって進めるのかから工数が決まって、はじめてアサインができるので、要件定義の提案から関わります。

ビジネスの基本としてPDCAを大事に

業務で大切にしていることはありますか?

ビジネスの基本動作、とくにPDCAをしっかり回すことは大事にしています。 アサインの相談から要件を定義してどういう仕様でやるかを決めるのは、まさに PDCA です。

じつは PDCA の「 P(Plan)」 がない状態でこちらに仕事が飛んでくることは多いです。コーディングの仕事だと「 C(Check)」「A(Action)」 は必ずするものですが、全体的な作業フローの中だと「 C」や「A」 は抜けてしまいがちです。

なので、こちらから問題提起して「 C」を作るようにしています。修正があってすぐに直すのはいいですが、直してそのまま提出するのは良くないですよね。提出する前に一旦確認。そこはしないといけない。

偉そうに言っていますが、自分自身を戒めるためにも基本動作としていつも心がけています。

課題は「業務の標準化」

クーシーはどんな会社だと思いますか?

良くも悪くも牧歌的な会社です。アットホームな雰囲気で、そこからいいデザインができたりするんですけど、一方で詰めが甘いところが今まではありました。ですが、新体制でそこはどんどん変わっていくだろうと思っています。

牧歌的だからいい加減というわけではなく、工数の割り当てなどはきちんとやっていますし、残業してでも終わらせないといけない時はありますから、そこはきちんとやりますよ!

クーシーでこれから挑戦してみたいことは何ですか?

「業務の標準化」です。

スキルや知識にバラツキがある中で、どの人にも同じやり方で仕事をしてもらわないと当社としてのクオリティを担保できません。未経験の人が着実に成長できて、多少勉強したことがある人なら猛スピードで力を伸ばしていけるような軸として、一つのレールを定めていきたいです。

みんなが違うやり方でやってできるならいいですが、そううまくはいきません。ベースにある問題解決の考え方を揃えた上で、自分のやり方を見つけるのはいいと思います。自分らしさというかそこから生まれてきた良いものはどんどん取り入れていきたいです。

伸びるのは基本ができる人

どんな人と働いてみたいですか?

コーダーであれば、まず忠実に正確にお仕事をしてくれる人ですね。時間がかかってもいいので、PDCA の部分をしっかり学んで着実に仕事をこなせるようになってもらえればと思っています。

そういう人なら次のステップが拓けてきますよね。伸びるのは、やはり基本ができる人です。自分が仕事を作る側になりたいという意識があれば、多少スキルが足りてなくても全然いけるんじゃないかな。

「終わりました!」と言って提出する前にちゃんとチェックしてるかどうか。そういうところがしっかりできる人に育てていきたいですね。


非エンジニアがプログラマ採用面接でプログラマを見分けるコツ

メンバーはやりたいことができているか?

最後に、次のインタビューにイチオシの人を教えてください

リモートで外部で働いてもらっている吉村君です。僕自身も話を聞いてみたい(笑)

吉村君は一昨年、「ディレクターをやりたい」と言ってインターンで入ってきて、今はバリバリコーダーで働いてもらっています。

一般的に働き方に自由さや多様性が求められている中で、クーシーではほぼメンバーとして一番自由に稼働してもらっているのが吉村君です。彼がやっているバンドと両立させるために時間をうまく使いたいという希望があって、今の入社しない働き方になっています。

もともと趣味でバンドのサイトを作ったりしていて、ある程度のコーディングスキルがあって今はコーダーをやってもらっているのですが、本心はどうなのかなって、考えていることを聞いてみたいです。

たぶん吉村君のような雇用形態の人はこれから増えるでしょうから、参考になるのではと思います。


【24卒】新卒採用開始!株式会社クーシーで働く人にインタビューしました

採用情報を見る
クーシーブログ編集部

この記事を書いた人

クーシーブログ編集部

1999年に設立したweb制作会社。「ラスクル」「SUUMO」「スタディサプリ」など様々なサービスの立ち上げを支援。10,000ページ以上の大規模サイトの制作・運用や、年間約600件以上のプロジェクトに従事。クーシーブログ編集部では、数々のプロジェクトを成功に導いたメンバーが、Web制作・Webサービスに関するノウハウやハウツーを発信中。

お問い合わせはこちらから

Web制作デザイン、丸ごとお任せ

お問い合わせする

Share on

お問い合わせはこちら

CATEGORY LIST