【2026年版 最新Webデザイントレンド】Web制作会社が注目する10選まとめ
多彩な表現が次々と生まれ、進化を続けるWebデザインの世界。
技術が進歩する一方で、これからのWebサイトづくりでより重要になるのは、「どう見せるか」よりも「どう伝わるか」 という視点ではないでしょうか。
デザインの価値観は、見た目の美しさから、体験の質へと明確に移行しています。
デザインに強みを持つWeb制作会社クーシーが、2026年につながるWebデザイントレンド10選をひと足早くピックアップ!
コーポレートサイトや採用サイト、オウンドメディア、ECサイトなど、さまざまなWebサイトづくりのヒントとして、さくっと読めて判断に役立つ内容をお届けします。2026年への流れを掴むためにも「2025年のWebデザイントレンドを振り返ってみた」もぜひご覧ください。
【2025年Webデザイントレンドを振り返り】Web制作のプロが大注目する10選まとめ
2025年から進化を遂げるデザイントレンド
2025年に登場・定着したトレンドが、より高度な技術や表現でブラッシュアップされた項目です。
①スクロールするだけで世界観に入り込む演出
スクロールに合わせて3Dモデルが展開し、まるで映画の主人公として物語を進めているような没入感を与えます。Blender 5.0などの進化により、ブラウザ上でも高品質な演出が動作し、ブランドストーリーをダイナミックに伝えます。
「Cappen」のサイトは、その代表例といえる存在で、スクロール操作そのものを物語体験に変換し、世界観を直感的かつ感情的に伝えています。
②きっちり並べない、あえて崩したレイアウト
整然とした並びをあえて崩す手法です。手書きの注釈や少し斜めに配置された写真など、機械には出せない「ちょっとしたズレ」が、ブランドへの信頼感と人間味に繋がります。「Daniel Sun」のサイトは、不均衡な配置やズレを積極的に取り入れた、アンチグリッドを体現するサイトです。
③懐かしいのに新しい、レトロ×未来デザイン
80〜90年代のノスタルジーと、最新の3Dレンダリングが融合したスタイルです。過去への郷愁(安心感)と、未来へのワクワク感を同時に刺激し、幅広い層の感情を揺さぶるエモーショナルなブランディングを実現します。
その中でも、「株式会社ジュニ」のサイトは、ネオン表現に頼らず、構造やタイポグラフィで再構築された、洗練された現代解釈版レトロフューチャリズムといえるでしょう。
④つるつるより、ざらっとした“質感”を感じる表現
ザラついた粒子(ノイズ)やワックスのような質感など、素材そのものを主役に据えます。CGI(コンピュータ生成画像)技術を駆使した「本物以上のリアリティ」がブームとなっています。実際、リアルな質感を求める検索数は急増しており、完璧すぎるAI生成物に対する「揺らぎ」へのニーズが世界的に高まっています。「SC(SERIOUS CERAMIC)」のブランドサイトは、タイルの「凹凸」や「ムラ」を克明に再現しています。あえて不完全な質感を強調することで、画面越しに職人のこだわりを伝え、圧倒的なブランドの信頼へと繋げています。
⑤触れたくなる透明感。進化したガラス表現
Appleの「iOS 26」で象徴的となったデザイン言語です。単なる透明感(グラスモフィズム)を超え、液体のような質感、動的な屈折、そして物理的な奥行きを表現します。ボタンが「押せる」だけでなく、「触れたくなる」ような触覚的リアリティが求められます。デジタルなのに、どこか懐かしい手触りを感じさせるのが2026年流のスタンダードかもしれません。
2026年に飛躍する次世代のデザイントレンド
AIや空間コンピューティング、Appleの新しい設計思想など、2026年特有の「新しい波」を感じさせる項目です。
⑥情報を詰め込まない、疲れないWebデザイン
情報過多な現代人の「デジタル疲れ」を癒やす、深い呼吸(Exhale)のようなデザインです。
オプトアウト・エラ(情報の取捨選択): 無駄を削ぎ落としたレイアウトやセリフ体フォントを使い、視覚的なノイズを最小限に抑えます。
心地よい余白: 贅沢な空間使いと落ち着いたカラーパレット(ミュートカラー)で、ユーザーの心を整える体験を提案します。直感的に「次にどこを見るべきか」を理解できるレイアウトを提供します。
北欧のデザインスタジオ「Norm Architects」 の公式サイトは、この思想を完璧に体現しています。余白とミュートカラーを基調に情報を抑制し、視線の流れを静かに導くことでデジタル疲れを和らげる静寂なデザインを実現しています。
⑦じっとしていない、動き続けるグラデーション
2026年グラデーションは、静止した色彩から「動く・変化する・反応する色」への進化が期待されます。ゆくゆくはビジュアルAIが周囲の光やユーザーの動きに合わせてリアルタイムで背景を生成し、一期一会の視覚体験を提供していくのではないでしょうか。「COUNTER株式会社」のサイトは、ユーザーの滞在に合わせて刻々と表情を変えるグラデーションによって、その瞬間にしか味わえない没入感のある体験を実現しています。
⑧読むだけじゃない、動く文字デザイン
読みやすさの追求にとどまらず、空間の奥行きに溶け込んだり、ユーザーの視線に合わせて形を変えたりする動的な文字表現です。
「SofaKnows」のサイトは、文字を情報ではなく「空間の一部」として体験させます。その姿は、文字が役割を自在に変える“準アダプティブ”な表現。情報を「読む」対象から「体験する」対象へと変える、新しい文字の在り方を教えてくれます。
⑨その人に合わせて変わる、AI時代のUI
UIそのものをユーザーに合わせて作り変える役割を担います。iOSをはじめとするモバイルOSでは、AIによるユーザー理解とパーソナライズが加速しています。
予測型インターフェース: ユーザーが次に何をしたいかをAIが先読みし、ボタンの配置や情報の優先順位をリアルタイムで変更します。
動的な生成: ユーザーの好みやその時の気分(バイオメトリクスデータなど)に基づき、色彩やテクスチャが自動で最適化されます。昨日と今日でサイトの表情が違う、なんていうパーソナルな演出も可能な体験が当たり前になるかもしれません。
⑩ぷっくり・やわらかい、親しみやすいデザイン
「パフィー=ぷっくりとした」質感です。AIによる整いすぎたデザインに対する遊び心として、クッションのような柔らかさを取り入れます。冷たい画面の向こう側に「温もり」を感じさせ、ユーザーとの距離を縮めます。「ソダテルラボ」公式サイトは、まさにパフィーの世界観を体現したサイトです。画面を漂うしずくや泡の造形は、まるで指で触れれば弾むような弾力性を感じさせています。
まとめ:2026年のデザイナーに求められる視点
以上!2026年Webデザイントレンド10選をご紹介しました。
2026年のWebデザインは、フラットデザインの時代が落ち着き、より立体的で人間らしい「新時代」を迎えます。
2025年までに登場したトレンドが“当たり前の前提”となって溶け込み、これからはその一歩先、いかに個々の心に響く「体験設計」を実現できるかというフェーズに入ったといえそうです。
AIと共存する時代だからこそ、「遊び心」や「デザインされた不完全さ」が、ブランドの人格を伝える唯一無二の武器になります。トレンドを取り入れるだけでなく、その裏側にある「人間らしさ」をどう表現するか、そんな一歩先の提案が、ユーザーの記憶に残る体験を生み出すでしょう。
ご自身のサイトで活用できそうなものがありましたら、ぜひ取り入れてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
この記事を書いた人
クーシーブログ編集部
1999年に設立したweb制作会社。「ラクスル」「SUUMO」「スタディサプリ」など様々なサービスの立ち上げを支援。10,000ページ以上の大規模サイトの制作・運用や、年間約600件以上のプロジェクトに従事。クーシーブログ編集部では、数々のプロジェクトを成功に導いたメンバーが、Web制作・Webサービスに関するノウハウやハウツーを発信中。
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