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Shopifyで売れない理由は何?売り上げをあげる9つの対策

Shopifyで売れない理由は何?売り上げをあげる9つの対策

Shopifyを使って、ECサイトを運営しているけれど、商品が売れないとお困りのネットショップオーナーもいるのではないでしょうか?

他のECサイト構築サービスよりも、デザインテンプレートの豊富さやECサイトの独自性、幅広い決済方法など、たくさんメリットがあるShopify。しかし、ECサイトを制作しただけでは、売上を伸ばすことは難しいでしょう。

そこで今回は、商品が売れない理由と対策について紹介します。クオリティが高いECサイトでも、商品や集客に問題があれば売上につながりません。本記事で理由をチェックし、今後のECサイト運営にお役立てください。

Shopifyで売れない理由

Shopifyで売れない理由

まず、Shopifyで商品が売れない理由についてチェックしてみましょう。ここでは、商品が売れない4つの理由について紹介しています。ひとつずつチェックし、現在のECサイト運営に問題はないか確認します。理由を見つけることで、ECサイトの改善に役立つでしょう。

需要のない商品

売れない理由のひとつに、商品の問題があります。商品の問題はいくつか考えられますが、販売している商品が「需要のない」商品だった場合は、Shopifyで構築したクオリティの高いECサイトでも、商品を売ることは難しいでしょう。

同じように、市場が狭い商品やブームの過ぎた商品などは、ECサイトに限らず売上につながりにくいことが現状です。現在、ECサイトを利用するユーザーにとって、需要のある商品かどうか検討してみましょう。

集客ができていない

ECサイトへ集客ができていない場合も、商品が売れません。オンラインで商品を販売するECサイトは、アクセス数を増やし見込み客の来店を増やすことが大切です。ECサイトを公開しただけでは、ユーザーの認知度もなく、アクセス数が少ないケースがあります。

質の高いECサイト、需要のある商品を取り扱っていても、ECサイトの存在を知られていなければ、商品も売れません。ネットショップの認知度をあげて、アクセス数を増やす工夫をしていない場合、来店するユーザーの数も増えず、結果として売上アップにもつながらないでしょう。

ECサイトのデザイン性・利便性の問題

ECサイトのデザイン性が低い場合、ユーザーの購買意欲が低下してしまう原因として考えられます。たとえば、化粧品を販売するECサイトです。そのECサイトが、古さを感じるデザイン、おしゃれやセンスの良さを感じられないデザインだった場合、たくさんの人が化粧品を購入するでしょうか?

化粧品を購入するユーザーの多くは、「きれいになりたい」「おしゃれにみられたい」などの要求を満たすために化粧品を購入します。美意識が高いユーザーがターゲットにもかかわらず、デザイン性が低いECサイトでは、売上にもつながりにくいでしょう。

さらに、購入ボタンがわかりにくECサイトや、ショッピングするには見にくいレイアウトのECサイトも、ユーザーの購買意欲を低下させる原因です。ターゲットにあったデザイン、使いやすいデザインかどうか、チェックすることがおすすめです。

リピーター化ができていない

リピーターの獲得は、ECサイトの売上アップに欠かせないポイントです。一般的に、ECサイトの購入は、新規ユーザーよりリピーターの購入率が高いと言われています。

初めてのECサイトで商品を購入する場合、「商品の質はイメージ通りか?」「発送状態は問題ないか?」など、商品が届くまで心配するユーザーも多いでしょう。リピーターであれば、一度購入した経験から、商品の質や発送状態に安心していることがほとんどです。

このように、リピーターは購入につながることが多いため、リピートにつなげる特典などの工夫が求められます。

Shopifyで売れるための対策

Shopifyで売れるための対策

Shopifyで商品が売れない原因として、「商品・集客・ECサイトデザイン・リピーター対策」の4つを紹介しました。それぞれ対策することで、商品の販売へとつながるでしょう。

ここでは商品を販売するための対策を9つ紹介します。

商品の見直し

商品を見直してみましょう。質も悪くなく売れないと言った場合、先述したように、商品の需要が少ないことが考えられます。需要のない商品はデザイン性が高いECサイトで販売しても、売上につながる見込みは低いでしょう。

ここでECサイトで売れやすい商品を紹介します。

  • 重いもの
  • 運びにくいもの
  • 店頭で買いにくいもの
  • オリジナル商品
  • 地域限定品

ECサイトで購入したものは、自宅や発送先へ直接配送してもらえるため、持ち運びが難しいものや、重い商品などを購入するユーザーがいます。遠方に住んでいる場合、地域限定品や特産物なども、直接現地で購入できないためECサイトを活用するでしょう。

オリジナル商品なども、特定のECサイトのみ購入可能なため利用するユーザーも多いでしょう。このように、売れる商品を参考にしながら、販売している商品が需要のある商品か、市場が狭過ぎないかチェックしてみることがおすすめです。

商品情報を充実させる

ECサイトに掲載する商品情報を充実させましょう。ECサイトのデメリットは、商品を直接確認できないことです。そのため、ユーザーはECサイトに掲載されている情報から商品をイメージし購入しています。

ECサイトでは商品情報を効果的に伝えるために、テキスト情報にプラスして写真や動画を使用します。異なる角度で商品の細部まで伝える写真や使用シーンをイメージさせる写真を活用し、効果的に商品の魅力を伝えましょう。

もし、掲載する写真が少なく、実物をイメージできない商品ページであれば、購入をためらうユーザーがいるかもしれません。魅力的な商品も、画質の悪い写真では、商品の良さが十分にユーザーに伝わらないでしょう。

プロのカメラマンによる撮影や写真の掲載数を増やし、商品情報を充実させることも大切です。

ECサイトの信頼性を高める

たくさんの、ECサイトが開設される現代では、ECサイトの信頼性もユーザーの購買意欲に影響を与えるでしょう。

たとえば、商品説明が少なすぎる場合、商品を購入して問題ないかどうか疑問に感じるユーザーもいるでしょう。一方で、詳細な購入フローやよくある質問ページを掲載しているECサイトは、自然にユーザーの信頼を獲得します。実際に購入したお客様の声、受賞歴やメディア出演歴など、実績をプラスすることで、ユーザーが安心して購入できるでしょう。

ECサイトの信頼性を高め、ユーザーの購買意欲につなげることで、売上向上も期待できます。

デザインを修正する

ECサイトのデザインを見直してみましょう。商品とECサイトのイメージが異なっていないか、ターゲット層の印象に残るデザインかなど、デザイン性を見直すことで売上につながります。

さらに、デザインは見た目の印象だけでなく、使いやすさ・わかりやすさを追求することが大切です。クオリティの高いデザインのECサイトでも、購入ボタンがわかりづらければ、購入につながることは少ないでしょう。どこにどんな商品が掲載されているのか、わからなければ、ユーザーは購入したい商品にたどり着けません。結果として、商品が売れない原因になってしまいます。

商品やお店のコンセプト・イメージを元に、ユーザーの使いやすさを忘れずにデザインすることが大切です。

カゴ落ち対策をする

ECサイトの運営では、カゴ落ち対策も重要です。カゴ落ちとは、ユーザーが商品をカゴに入れたまま、ECサイトを離れることです。Baymard Institute社のデータによると約70%のユーザーがカゴ落ちしていると言われています。

購入の意思があり、一度はカゴに入れるものの、何らかの理由で購入がストップしてしまいます。たとえば、会員登録です。購入前に、会員登録が必須となるケースは、入力の手間を考え離脱してしまうユーザーがいます。送料が高いと感じた場合も、離脱する原因となっています。

購入前に会員登録を済ませる工夫や、送料を含んだ価格設定などをするなど、カゴ落ちを防ぐ工夫が必要でしょう。カゴ落ち対策には、購入フローの簡略化やメルマガやポップアップなど購買意欲を促進させる工夫がポイントです。

決済手段の見直し

決済手段が豊富なほど、ユーザーの購入に対するハードルは低くなるでしょう。たとえば、ECサイトで購入する際に、銀行振込か代金引換しか選択できない場合、ほとんどの人が不便に感じるのではないでしょうか?クレジットカードが利用できても、メインで使用しているカード会社の取り扱いがないECサイトの場合は、購入をやめてしまうユーザーもいるかもしれません。

このように、決済手段が豊富なことは、ユーザーが支払い方法に悩むことなく、購入に進めるメリットにつながります。決済手段の種類やユーザーの利便性などをチェックすることがおすすめです。

SEO

どんなに素敵なECサイトを制作・公開しても集客ができなければ、売上アップにはつながらないでしょう。そこで、SEOを意識したECサイトの運営で、検索結果上位を狙いアクセス数を向上させます。

たとえば、Shopifyのブログ機能です。ターゲットユーザーが検索するキーワードをリサーチし、キーワードをもとにブログを書きます。「子供服 発表会」「子供服 ワンピース」など、利用シーンや服のデザインから検索する人もいるでしょう。キーワードに沿って、ブログを書いた後は、ページのURL・タイトルタグ・メタディスクリプションを設定します。

このようにSEOを意識して、コンテンツを増やします。徐々に検索結果上位にECサイトのブログが表示され、ECサイトの認知度やアクセス数アップが期待できます。

SNS

SNSとの連携も売上アップに効果が期待できます。インスタグラムは、写真や動画がメインのSNSです。商品の魅力やブランドイメージをユーザーに伝えやすいでしょう。インスタグラムのショッピング機能を使用することで、インスタグラムで商品に興味を持ったユーザーがECサイトにアクセスしやすい環境を作ることも可能です。

実際に商品を購入したユーザーの投稿を紹介するなど、リピーター作りにも活用できます。SNSを積極的に活用することで、次に紹介するファン化や信頼性も高められるでしょう。

ファンづくり

ユーザーがECサイトのファンになることで、購入のリピートにつながり顧客数や売上アップにつながります。ファン作りには、SNSでのコミュニケーションも有効です。メルマガやポイント、クーポンなどを活用することで、再来店のきっかけにもなるでしょう。

フォン作りには、商品の発送時にメッセージカードを挿入するなど、オーナーの気持ちを直接伝える方法もあります。メールやダイレクトメッセージなども効果的ですが、サプライズ感もあり、オーナーの気持ちが伝わりやすい手紙やカードは、リピーター獲得にも効果が期待できます。

まとめ

高いデザイン性やオリジナルのECサイト制作にも、評判のShopify。しかし、ECサイトの売り上げが伸びない、商品が売れないと悩むオーナーは少なくないでしょう。

質の高いECサイトで、素敵な商品を販売していても、ネットショップの存在が知られていなければ、商品は売れません。商品自体も、需要がなければ、売れる数量も限られてしまうでしょう。

商品を見直し、ブログやSNSなど集客方法を増やすことで、 ECサイトの認知度が向上します。認知度が向上し、アクセス数が増えれば、売上アップにつながるでしょう。さらに、売り上げを伸ばすためには、新規顧客の獲得だけでなく、リピーター・ファン作りも欠かせません。

SNSを通した購入者とのコミュニケーションや、商品に同梱するメッセージカードなどでユーザーの心をつかむ工夫も大切です。

三浦まなみ

この記事を書いた人

三浦まなみ

SNSマーケティングやキャリア、企業のブログ記事など様々なジャンルの記事を執筆。企画構成から執筆まで担当する。現在は、「AnyMaMa」にてライターとして活躍中。

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