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5分でわかる!オウンドメディアの意味とは?目的、種類を成功事例とともに解説

5分でわかる!オウンドメディアの意味とは?目的、種類を成功事例とともに解説

オウンドメディアの意味とは

オウンドメディアの意味とは

オウンドメディアを訳すと「自社で保有するメディア」という意味になります。広義のオウンドメディアは、Webや紙媒体など企業が所有する全てのメディアを指し、狭義のオウンドメディアは、企業が運営するWebサイトを意味します。一般的にオウンドメディアと言うと、Webサイトやブログなどを指すことが多いです。

ホームページとはどう違う?

ホームページとの違い

ホームページとは、企業や個人で運用するWebサイトのことです。オウンドメディアの定義と似ていますが、違いは何でしょうか?

ホームページとオウンドメディアの違いは「目的」です。ホームページは自社の情報公開が目的で、企業概要や商品紹介、問い合わせ窓口など固定の情報を掲載します。一方のオウンドメディアは、マーケティングが主な目的となり、自社の商品やサービスを購入してもらうアクションにつながるコンテンツを掲載するケースが多いです。例えば、集客の入り口として、お役立ち情報を掲載したり、商品の活用方法を紹介したりする場合があります。

オウンドメディアの目的

オウンドメディアの目的

オウンドメディアの目的を「商品やサービスを知ってもらうこと」「商品やサービスを好きになってもらうこと」の2つに分けてご紹介します。

商品やサービスを知ってもらう

オウンドメディアは、自社の商品やサービスを知ってもらうのに役立ちます。オウンドメディアを運用する場合、検索エンジンの上位表示を狙います。検索エンジンの上位に表示されれば、自社商品やサービスに興味関心の高いユーザーの目に触れる機会が増えるため、認知度向上が期待できるのです。自社商品やサービスの認知が広がれば、消費者が他社商品と比較した際に、全く知らない商品より認知している自社商品を選ぶなどの購買行動につなげられるでしょう。

商品やサービスを好きになってもらう

商品やサービスを知ってもらった上で、好きになってもらうことも重要です。オウンドメディアは企業のマーケティングに活用され、顧客獲得やリピーター獲得が目的となります。商品やサービスを好きになってもらうことで、潜在層が顧客になったり、何度も購入してくれるリピーターを増やしたりできるのです。

成功事例で解説!2種類のオウンドメディア

オウンドメディアは、ドメインの持ち方によって種類が分けられます。自社ドメイン型と独自ドメイン型の2つに分けてご紹介します。

自社ドメイン型オウンドメディア

自社ドメイン型は、自社ドメイン配下に存在するコンテンツサイトです。自社ドメインサイトと同じテイストで作られているのが特徴です。自社ドメイン内のWebページに遷移しやすく、複数のページで顧客とのコミュニケーションが期待できます。

花王の顔

花王の顔
参考

花王株式会社が運営するWebメディアです。花王の商品開発者視点で、コンテンツが掲載されています。自社サイトと同じテイストなので、花王株式会社が運用するWebサイトだとすぐに分かり、ブランディングや商品やサービスの訴求につながるでしょう。

COOSY BLOG

COOSY BLOG
参考

株式会社クーシーが運営するWebメディアです。Webメディアの制作やSEOに関するコンテンツが掲載されています。お役立ち記事を通じて、認知やブランディングにつなげられるでしょう。

独自ドメイン型オウンドメディア

独自ドメイン型は、運営元の企業や商品紹介ページとはテイストやUIデザインが異なるコンテンツサイトを指します。一見、運用元の企業が書いているとは分からないものが多いです。

経営ハッカー

経営ハッカー
参考

freee株式会社が運営するWebメディアです。経営者や個人事業主向けの情報を発信しています。お役立ちコンテンツから会計ソフトfreeeを知り利用する人も多いのではないでしょうか。

HugKum(はぐくむ)

HugKum(はぐくむ)
参考

株式会社小学館が運営するWebメディアです。公式サイトとはUIを変え、株式会社小学館が運営していることには気づきにくくなっています。HugKum(はぐくむ)では、子育てに役立つ情報を発信しています。

オウンドメディアの3つのメリット

オウンドメディアのメリット

オウンドメディアの運用により、商品やサービスの認知度向上、ブランディングが期待できます。すでに認知のあるユーザーには、商品やサービスの魅力をさらに伝えられるでしょう。商品やサービスを購入したことのあるユーザー向けには、具体的な活用方法や商品やサービスに関する困りごとを解決できるコンテンツを掲載し、満足度の向上やリピーター獲得につなげることも可能です。

オウンドメディア運用の2つのポイント

オウンドメディア運用のポイント

オウンドメディアの運用では「目的を明確にする」「適切な戦略設計を行う」ことが重要です。オウンドメディアを運用する目的が、商品の購買数を増やすことなのか、ブランディングなのか等で、戦略設計も異なります。オウンドメディアは長期運用になるため、戦略設計に沿って運営していくことが成功の近道になるでしょう。しっかり戦略設計を立てられるかによって、結果が左右されます。

またコンテンツ作成では、ユーザーニーズに合ったコンテンツ内容になっているかもポイントです。オウンドメディアの目的が、商品やサービスの購買数向上であっても、商品やサービスの魅力を一方的に伝えるだけでは不十分でしょう。コンテンツでは、ユーザーのニーズを満たすために商品やサービスがどう役立つのかを伝えるという意識を持つ必要があります。

まとめ

オウンドメディアとホームページは、Webサイトというくくりでは同じですが、それぞれ目的に違いがあります。ホームページは自社の情報公開を目的とし、オウンドメディアでは商品の購買数向上やブランディングなどマーケティングを目的として活用されます。内容もそれぞれ異なり、ホームページは会社概要や商品やサービスの紹介など、固定の情報を掲載します。オウンドメディアは、商品やサービスの具体的な利用方法やお役立ち情報を掲載し、顧客獲得につなげていくのです。オウンドメディアとホームページの違いを理解しWebサイトの運用を行うことで、効率的な目的の達成ができることでしょう。

三浦まなみ

この記事を書いた人

三浦まなみ

SNSマーケティングやキャリア、企業のブログ記事など様々なジャンルの記事を執筆。企画構成から執筆まで担当する。現在は、「AnyMaMa」にてライターとして活躍中。

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