Share on

効果的なオウンドメディア集客方法とは?6つの方法と5つのメリット

効果的なオウンドメディア集客方法とは?6つの方法と5つのメリット

この記事ではオウンドメディアでの集客をお考えの方に、オウンドメディア集客について解説します。

今やるべき理由から集客成功のポイントまでご紹介しますので、最後までご覧ください。

そもそもオウンドメディア集客とは?

オウンドメディアは企業が運用するWebメディアのことです。オウンドメディアでの集客は、Webメディアから見込み客(リード)を獲得することを指します。

オウンドメディアの運用で重要になるのが「集客」です。商品やサービスに興味を持っている見込み客を獲得し、顧客へと育成します。たとえば、オウンドメディアの目的が、商品の購買数や資料請求数の向上だとしても、集客ができなければ目的達成はできません。オウンドメディアの目的を達成するための第一ステップとして、まずは集客を成功させましょう。

オウンドメディア集客とは?

なぜオウンドメディア集客が必要?

企業のWeb集客では主にWeb広告が使われてきました。Web広告は、ターゲットに近い層に自社の広告を表示させられるため、効果的な集客が期待できます。しかし最近では、Web広告を利用する企業が増え競争も激しくなっている状況です。

競争率が高くなるほど広告がクリックされにくくなったり、広告費が高騰したりします。そのため集客を分散させて、オウンドメディアからもリード獲得を狙おうと考えられるようになってきたのです。

オウンドメディアで検索上位が獲得できれば、広告費をかけずに安定した集客が期待できます。Web広告での集客が難しくなっても、オウンドメディアを運用していればリスク回避につながるのです。

オウンドメディアの6つの集客方法

ユーザーがオウンドメディアに流入する経路にはどのようなものがあるでしょうか。オウンドメディアの集客経路を6つご紹介します。

6つの集客経路

1.検索エンジンからの集客

ユーザーが検索エンジンでキーワード検索することを自然検索と言います。オウンドメディアの集客では、自然検索からの流入が多く、検索エンジンで上位表示を狙うSEO(検索エンジン最適化)が重要です。検索エンジンで上位に表示されるほどクリック率が高くなる傾向にあり、オウンドメディアへの流入も期待できるのです。

2.Web広告からの集客

Web広告ではターゲットを設定して、商品やサービスに興味を持ってくれそうな層に広告を表示させます。リスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告などからの遷移先をオウンドメディアに設定することで集客が可能です。

3.メルマガからの集客

オウンドメディアの集客には、メルマガも利用できます。メルマガにオウンドメディアのURLを設置することで、オウンドメディアへの訪問を促せるのです。見込み客や既存顧客のメールアドレスがわかれば、メルマガで直接的なアプローチができます。見込み客か既存顧客かによってメールの訴求内容を変えるなどして、ユーザーの興味関心を高く保つのが重要です。

4.SNSからの集客

SNSもオウンドメディアの集客に活用できます。InstagramやTwitter、Facebookを起点にユーザーの流入が期待できるのです。SNSでは「いいね」の数が1万以上つくなど、多くのユーザーに注目してもらえることを「バズる」と言います。バズるとオウンドメディアへの流入がUPしますが、あくまで一時的です。長期間で安定した集客を実現するには継続的に運用しなければなりません。

5.被リンクからの集客

被リンクとは、他のWebサイト内に自社のオウンドメディアのURLを設置してもらうことです。他サイトの被リンクは、オウンドメディアへの流入につながります。被リンクは自社ではコントロールできないため、「この記事をリンクしたい!」と評価されるコンテンツを作るよう心がけましょう。

6.オフラインからの集客

紙媒体からWebサイトへの流入を獲得するケースもあります。たとえば、名刺やチラシ、サービスガイドなどの冊子にQRコードを載せておくと、ユーザーが見てくれるかもしれません。

オウンドメディア集客の5つのメリット

オウンドメディアでの集客には、以下5つのメリットがあります。

オウンドメディア集客のメリット

1.集客力の安定化が見込める

自然検索で上位を獲得できれば、集客も安定します。SNSやメルマガなど集客経路を複数確保することで、リスク回避の効果も期待できます。

2.ユーザー分析ができる

オウンドメディアではユーザーがどのように流入して、Webサイト内でどのような行動を取ったかをデータとして出せます。分析結果をもとに記事コンテンツの作成・修正も可能です。

3.企業ブランディングにつながる

オウンドメディア集客は企業のブランディングに役立ちます。お役立ち情報などを発信することで、「高い技術を持っている」「役に立つことを教えてくれる」企業として、ユーザーに認知してもらえます。困ったら最初に相談したい会社として、ユーザーから認められるでしょう。

4.ロイヤルカスタマーの獲得促進につながる

既存顧客にはメルマガなどで直接アプローチできます。メルマガを送る際は、ターゲットを絞ったりメルマガを送るタイミングを変えたりすることで、効果的にメッセージを伝え、購入などの行動を促します。接触が長期にわたり、定期的に購入されるようになったらロイヤルカスタマーが育っている証拠です。

5.広告費を削減できる

オウンドメディアでは広告費用をかけずに集客ができます。自然検索で上位を獲得できるようになれば、広告出稿しないという選択肢もあるでしょう。時間と手間がかかり戦略も必要ですが、広告と並行して進めておくべき施策です。

オウンドメディアで集客するまでの流れ

オウンドメディアに人を呼び込むには、以下の作業が必要です。

  • ターゲット設定
  • ユーザーの行動設計
  • キーワード設定
  • コンテンツ作成

どんな人に来てもらうのかが決まったら、行動設計を行います。ユーザーがオウンドメディアにアクセスしてからどのようなプロセスで購買に至るのかを、オウンドメディア作成時にイメージしておきましょう。

その上でWebサイトおよびコンテンツ作成を行います。SEO対策もしておきましょう。ターゲットにあったキーワードを洗い出し、検索ボリュームが多く優先順位の高いキーワードからコンテンツを作ります。

集客を成功させる3つのコツ

最後にオウンドメディアで集客するコツを3つご紹介します。

集客を成功するコツ

1.SEOで検索上位を狙う

検索上位を狙うなら、スモールキーワードをターゲットにしましょう。スモールキーワードとは「腰痛 筋トレ 治る」のように3語で構成されるものです。これに対して「腰痛」はビッグキーワード、「腰痛 筋トレ」はミドルキーワードといいます。

単語が並ぶほど検索ボリュームが少なくなってきますので「スモールキーワードなんて狙ってもしょうがない」と思われがちですが、ここで1位が獲れなければビッグ、ミドルキーワードも無理でしょう。ユーザーの検索意図が読みやすく、目的を絞った記事が書けるのもスモールキーワードのいいところです。まずはスモールキーワードで検索上位を目指しましょう。

2.無理のないKPIを立てる

KPIとは目標達成のための指標です。設定した指標をたよりに、定期的に進捗を見ていきます。計画通りに進んでいない場合は、施策を改善したりKPIを途中で修正したりしましょう。

3.運用体制を整える

オウンドメディアは長期運用が前提です。社内での運用体制を事前に整えておくことで、スムーズな運用が可能になります。安定的な記事生産ができるだけでなく、セキュリティの強化やデザイン変更などができる人材も必要です。

オウンドメディアは情報の新鮮さが命です。「記事が更新されない」「ずっと同じお知らせが掲載されている」のような状態ですと、メディアとして信頼できませんよね。努力ではなく体制で持続可能な運営を目指しましょう。

まとめ

以上、オウンドメディア集客についてお伝えしました。

オウンドメディアを集客チャネルとして育てておけば、広告がうまくいかなくなった時のリスク回避になります。力を入れるべきはSEOですが、時間のかかる施策です。広告と並行して取り組んで、将来にわたって安定した顧客獲得を目指しましょう。

横田みのり

この記事を書いた人

横田みのり

新卒でITベンチャー企業に入社。Web編集者としてディレクター、ライターを経験。SEOコンテンツの作成や分析、リライトのノウハウを活かし、現在は「AnyMaMa」にてフリーライターとして活躍中。

お問い合わせはこちらから

Web制作デザイン、丸ごとお任せ

お問い合わせする

Share on

お問い合わせはこちら

CATEGORY LIST