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SEO内部対策、どこから手をつける? 【基礎から応用までをチェック!】

SEO内部対策、どこから手をつける? 【基礎から応用までをチェック!】

SEO対策には「内部対策」と「外部対策」があることをご存じでしょうか?

内部対策は、サイト内部の構造やコンテンツを整え、検索エンジンから正しく評価されるための基盤づくり。これをしっかり行うことで、上位表示への道筋が見えてきます。

「どこから手をつければいいのか分からない」「基礎は抑えたけど、さらに効果を高めるには?」とお悩みの方も多いはず。本記事では、内部対策の基本から応用的な施策まで、段階的にチェックできるポイントを整理しました。自サイトの強化に向けて、ぜひ参考にしてみてください。

SEO内部対策とは?

SEO対策は大きく分けて「内部対策」と「外部対策」の2種類があります。ここでは具体的な内部対策の手法を知る前に、「内部対策」そのものの意味から順を追って学んでいきましょう。

SEO内部対策の基本:
SEO内部対策とは、サイト内部の構造やコンテンツを最適化することで、検索エンジンに正しく評価・認識してもらうための取り組みです。この内部対策には、主に以下の2つの要素が含まれます。

  • テクニカルSEO

    サイト内部の構造そのものを最適化し、検索エンジンのクローラーが円滑に巡回・インデックスできるようにする手法です。サイトスピードの改善や内部リンク構造の見直し、モバイルフレンドリー対応、サイトマップの整備などが含まれます。

  • コンテンツSEO

    掲載する記事やページ自体のコンテンツ品質を高める取り組みです。ユーザーが求める情報をわかりやすく整理し、有益な内容を提供することで検索上位を狙います。

なぜテクニカルSEOとコンテンツSEOの両立が必要なのか?

いくら良質なコンテンツを用意しても、サイト構造が不適切なままでは検索エンジンが正しく認識・評価できず、十分な検索順位を獲得できません。つまり、

  • テクニカルSEOが弱いと、クローラーがページを正しく理解・評価できない
  • コンテンツSEOが弱いと、せっかく構造が整備されていても検索上位表示を狙うほどの情報価値を提供できない

このように、SEO内部対策はテクニカルSEOとコンテンツSEOの“2つセット”で行うことが理想的です。両方をバランス良く強化することで、検索エンジンから適切な評価を受け、上位表示の可能性が高まります。

SEO外部対策との違い

SEO外部対策は、自サイト以外の要素で検索順位を向上させる取り組みを指します。

具体的には、他のウェブサイトからリンクを受け取る「被リンク」や、自社サイトの情報がさまざまな場所で引用される「サイテーション」といった評価要因があります。

これらは検索エンジンにとって、サイトの信頼性や権威性を示す重要な指標です。

つまり、

  • 内部対策 :

    自サイト内の構造やコンテンツを整える

  • 外部対策 :

    他サイトからのリンクや引用を得ることで外部評価を高める

どちらもSEO全体の成果を左右する要素であり、内部対策と外部対策をバランスよく進めることで、より強力なSEO効果を引き出すことができます。

SEO内部対策の具体的な方法と効果的な進め方

内部対策を行う際に「どのような手法があるのか」「何から始めればよいのか」とお悩みの方へ。ここでは、内部対策が果たす役割と、具体的な取り組み方について解説します。

検索エンジンに評価されるための内部対策の役割とは?

まずは、検索エンジンがサイトを評価し、検索結果に表示するまでの流れを把握しましょう。検索エンジンは以下のようなプロセスを経て評価を行います。

  1. クローラーがサイト情報を収集する

    検索エンジンのクローラーがウェブ上のページを巡回し、サイト内部の情報を取得します。

  2. サイト情報がインデックスされる

    収集した情報を検索エンジンのデータベースへ登録(インデックス)します。

  3. 検索結果に表示される

    インデックスされたページが、ユーザーが入力するキーワードに応じて検索結果として表示されます。

内部対策は、この一連の流れを円滑に進めるために欠かせない要素です。検索エンジンは機械的にサイトを評価するため、クローラーが巡回しやすく、理解しやすい構造を整えることが重要になります。

たとえば、XMLサイトマップの送信や内部リンク構造の最適化、パンくずリストの導入といった対策を行えば、クローラーがサイト内容をより正確かつ迅速に把握できます。その結果、ページが正しくインデックスされやすくなり、適切な評価を受けられる可能性が高まるのです。

基本的なSEO内部対策からチャレンジしてみよう!

内部対策には多くの手法がありますが、まずは以下の基本的な施策から着手してみましょう。

  • ページタイトルには、記事のテーマや狙いたいキーワードを適切に盛り込みます。検索エンジンとユーザーの双方に、ページ内容をわかりやすく伝える役割を果たします。

  • メタディスクリプションやメタキーワードなどを適切に設定し、検索エンジンにページの概要を伝えます。検索結果画面で表示されることも多く、クリック率(CTR)向上にも寄与します。

  • h1やh2といった見出しタグで記事構造を明確にし、キーワードや関連語句を適切に配置します。これにより、検索エンジンはコンテンツの主旨を理解しやすくなります。

  • 関連コンテンツ同士を内部リンクでつなぐことで、サイト内での回遊性が向上します。クローラーがサイト内をよりスムーズに巡回でき、ユーザーも探している情報にたどり着きやすくなります。

  • XMLサイトマップを用意し、Search Consoleなどを通じて検索エンジンに送信します。これによりクローラーが重要なページを見逃しにくくなり、効率的にインデックスされる可能性が高まります。

  • ページ階層を整理し、わかりやすいディレクトリ構造を構築します。また重複コンテンツを減らすため、URLの正規化(canonicalタグなど)を行うことも有効です。

これらの基本的な内部対策は、サイトを訪れるユーザーにとっても利便性を高め、コンテンツの質と見やすさにも直結します。最初から難しい対策に取り組むのではなく、まずはこれらの基本施策を確実に実践することで、着実にSEO効果を高めることができるでしょう。

基礎的なSEO内部対策の具体的な実装方法を紹介

ここでは、主なSEO内部対策の具体的な実装手順を紹介します。

  • metaタグの最適化
  • alt属性による画像最適化
  • 内部リンクの最適化
  • URLの正規化(canonicalタグの使用)

これらの施策は、検索エンジンに詳細な情報を正しく伝え、クローラーがサイトを適切に巡回できるようにする効果が期待できます。

  • metaタグは、検索エンジンにサイトの情報を伝える重要な役割を果たします。

代表的なmetaタグは以下のとおりです。

  • タイトルタグ
  • メタディスクリプション
  • メタキーワード
  • 文字コード指定
  • ビューポートタグ
  • OGPタグ
  • noindex/nofollowタグ

HTMLのheadタグ内で、以下のような形式で記述します。

  <html>
  <head>
    <meta name="〇〇" content="〇〇">
  </head>
  </html>

たとえばメタキーワードを設定する場合は、次のように書けます。

  <meta name="keywords" content="キーワード1,キーワード2">

WordPressをご利用の場合、プラグインを使えば管理画面から簡単にmetaタグを設定できます。

  • alt属性は、画像が何を表しているかを説明するためのテキスト情報です。
    画像タグにalt属性を付与することで、画像検索での評価向上や、画像が表示されなかった際の代替テキスト表示が可能になります。

  <img src="画像のURL" alt="画像の説明">

また、視覚障がい者向けのスクリーンリーダーがalt属性を読み上げるため、アクセシビリティの観点からも設定が推奨されます。

  • 内部リンクを適切に設置すると、クローラーがサイト内を巡回しやすくなり、関連コンテンツ同士の結びつきが明確になります。その結果、サイトのテーマ性が強調され、評価されやすくなる場合があります。

内部リンクを設置する際は、以下に留意しましょう。

  • 関連性の高い記事同士をリンクする
  • 一方向ではなく相互リンクでつなぐ
  • アンカーテキストにキーワードを適切に盛り込む

これらによって、ユーザーも探したい情報にたどり着きやすくなり、回遊率向上が期待できます。

  • URLの正規化とは、同じ内容のページが複数のURLでアクセス可能な場合に、どのURLを正規のものとして評価させるかを決める施策です。

以下のような問題例があります。

  http://〇〇.com
  https://〇〇.com
  http://www.〇〇.com/
  http://www.〇〇.com/index.html

これらの重複ページは評価が分散し、クロール効率が低下します。

正規化するには301リダイレクトや以下のタグを使用する方法があります。

  <link rel="canonical" href="正規URL">

少し上級編! 次に取り組むべき内部SEO対策

基本的なmetaタグ設定やURL構造の整備、モバイル最適化などの初歩的な施策を終えたら、次は検索エンジンのクロール効率やインデックス精度を高める段階へとステップアップしましょう。

    • XMLサイトマップの送信
    • シンプルなリンク階層の構築
    • パンくずリスト設置
    • robots.txtの適切な設定
    • 構造化データのマークアップ
    • タイトルタグの最適化
    • メタディスクリプションの設定
    • 見出しタグ(hタグ)の適切な使用
    • alt属性の設定
    • noindexタグの活用
    • URLの正規化

これらを行うことで、クローラーがサイト情報をスムーズに収集できるようになり、評価や上位表示につながりやすくなります。

ユーザビリティとパフォーマンスの向上はできている?

続いて、ユーザビリティ(使いやすさ)とパフォーマンス(表示速度など)の改善に取り組みましょう。これらはSEOにも良い影響を与えます。

なぜなら、使いやすく快適なサイトはユーザーの離脱を防ぎ、滞在時間や回遊率を高めるからです。その結果、リピーターの獲得や検索エンジンからの評価アップが期待できます。

ユーザビリティ・パフォーマンス改善のポイント

  • ページ速度の改善(画像圧縮など)
  • Core Web Vitalsの最適化
  • HTTPS化(SSL化)
  • モバイルフレンドリー・モバイルファースト対応
  • 画像の高解像度化や大量使用は、ページ表示速度を低下させます。
    圧縮ツール(例:TinyPNG)やWordPressプラグイン(例:EWWW Image Optimizer)を活用し、ページ速度向上を図りましょう。

  • Core Web Vitalsは、「LCP」「INP」「CLS」の3つからなるユーザー体験指標です。
    PageSpeed InsightsやSearch Consoleを活用し、問題のある項目を特定・改善しましょう。

  • HTTPS化(SSL化)により通信が暗号化され、ユーザーの信頼性向上につながります。
    「保護されていない通信」と表示されるリスクもなくなるため、ユーザー離脱を防ぎやすくなります。

  • 現在、モバイルユーザーが増加しているため、スマートフォンやタブレットでも見やすく操作しやすいサイト設計が欠かせません。
    Googleはモバイルファーストインデックスを採用しており、モバイル対応はSEO上も非常に重要です。

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ユーザーエクスペリエンス向上のための内部施策

内部対策は、検索エンジンへの最適化だけでなく、ユーザーエクスペリエンス(UX)の改善にも役立ちます。
たとえば、読みやすいコンテンツ配置や適切な見出しタグの活用、パンくずリストの導入によって、ユーザーが求める情報へスムーズにたどり着けるようになります。

また、モバイルフレンドリー対応やページ表示速度の改善は、快適なブラウジング体験を提供し、ユーザーの満足度を高めます。

このようなUX向上は、滞在時間の延長やサイト内回遊率のアップをもたらし、結果的に検索エンジンからの評価向上につながるのです。

応用編! より高度なSEO内部対策とは?

基本的な内部対策を終えたら、さらなる飛躍を目指して高度なSEO施策に取り組んでみましょう。これらの施策の中には、プログラミング知識や専門的なノウハウが求められる場合もあります。そのため、必要に応じて専門のSEO会社へ依頼することも検討してください。

  • 構造化データのマークアップ
  • ページネーションの最適化
  • サイトの更新頻度向上
  • コンテンツの定期的な更新
  • AMP対応

これらは、検索エンジンの理解促進、ユーザー満足度向上、リピート率の改善といった効果が期待できます。以下で、各施策の概要を解説します。

  • 構造化データのマークアップとは、検索エンジンがコンテンツをより正確に理解できるよう、特定のフォーマット(Schema.orgなど)に従ってHTMLを記述することです。

    • メリット :

      検索エンジンがページ内容を素早く正確に把握できるため、適切な評価に繋がりやすいです。また、検索結果上でリッチスニペットとして表示される可能性があり、クリック率(CTR)の向上も期待できます。

  • ページネーションは、記事や製品一覧など多くのコンテンツを複数ページに分割する仕組みです。

    • メリット :

      分割されたページそれぞれが正しくインデックスされることで、被リンクの評価が分散しにくくなります。また、クローラーが巡回しやすくなり、ユーザーも目的のページにアクセスしやすくなります。

    • ポイント :

      単に更新頻度を上げるだけでなく、コンテンツの質を高めることが重要です。ユーザーに有益な情報を提供することで、信頼性・評価を向上させます。

古い情報を定期的に更新し、新しい記事を追加することで、サイト全体が「常に新鮮な情報を提供している」と検索エンジンに認識されやすくなります。

  • 既存のコンテンツを見直し、古い情報や誤った情報を最新の正確な内容へアップデートしましょう。

    • メリット :

      ユーザーからの信頼度向上や、リピート訪問率アップが期待できます。検索エンジンも、常に最新かつ有用な情報を提供するサイトを好むため、検索順位向上にもプラスに働きます。

  • AMP(Accelerated Mobile Pages)は、モバイル端末でのページ表示速度を劇的に向上させる技術です。

    • メリット :

      モバイル端末での表示速度向上は、ランキング要因の一つと明言されています。したがって、AMP対応によりSEOパフォーマンスが向上する可能性があります。WordPress利用時はAMPプラグインやAMP対応テーマを検討してみましょう。

SEO内部対策に役立つツールとリソース

SEO内部対策を効率的に進めるには、ツールを活用して定期的に分析・改善を行うことが重要です。

まずは基本となるGoogle Search Consoleのチェックするべきポイントと、おすすめの内部対策向けツールについて紹介します。

Google Search Consoleによる内部対策のチェック方法

Google Search Consoleは、サイトのパフォーマンスや問題点を把握する基本ツールとして欠かせません。以下の機能を活用することで、内部対策すべきポイントを明確にできます。

  • URL検査

    特定のURLが正しくインデックスされているか確認できます。問題があれば再クロールを依頼可能です。

  • 検索パフォーマンス

    キーワードごとのクリック数・表示回数・CTR(クリック率)・平均掲載順位を確認できます。ここから改善すべきコンテンツや強化したいキーワードを洗い出せます。

  • インデックス作成

    サイト全体のインデックス状況やエラーを把握し、修正が必要なページを特定できます。

  • ページエクスペリエンス

    Core Web VitalsとHTTPSについての情報が記載され、ユーザーの快適性に関する指標を確認できます。

  • リンク

    内部リンク・外部リンクの状況を把握し、内部リンク構造の改善に役立てましょう。

まずはインデックス状況やページエクスペリエンスをチェックし、エラーが発生していないかを確認します。

そのうえで、検索パフォーマンスのデータを分析し、必要に応じてコンテンツのリライトや改善を行いましょう。

内部対策分析に役立つSEOツール紹介

SEO対策ツールは多種多様ですが、内部対策に特化した分析機能を備えたツールを選ぶことで、サイト構造や内部リンク、HTMLの適正などを効率的にチェックできます。

内部対策に役立つ主なツールは以下のとおりです。

  • Lumar (旧 Deepcrawl)

    サイト全体をクローリングし、構造上の問題や技術的なエラーを発見できます。

  • パスカル

    サイトの分析と課題抽出、改善策の立案をサポートするサービスが利用可能です。

  • ANATOMY

    サイト構造やコンテンツを可視化し、改善点を整理しやすくします。

  • 高評価

    主に日本市場をターゲットとしたツールで、内部対策項目のチェックや改善サポートが可能です。

  • Screaming Frog SEO Spider

    自サイトをクローリングしてリンク切れ、重複コンテンツ、メタタグ設定漏れなど内部対策上の問題を抽出できます。

これらのツールの多くは有料ですが、一部機能を無料で使える場合もあります。また、SEOコンサルティングサービスを利用すれば、ツールの使い方や改善策立案のサポートも受けられるため、予算やサポート内容に応じて導入を検討してみてください。

まとめ

SEO内部対策はサイト内部の構造やコンテンツを整え、検索エンジンに正しく評価される土台を作る取り組みとなります。根気強く、整えていくことが大切です。

SEO内部施策の継続的な見直しの重要性

SEO内部施策は、一度行えば完了というものではありません。継続的な見直しと改善が必要です。内部対策・外部対策ともに結果が出るまでには時間がかかることが多く、その過程で修正すべきポイントが新たに見つかることもしばしばあります。そのため、まずはSEO診断やキーワードリサーチなどを行い、現状を正確に把握することが効率的です。これらを踏まえることで、より効果的な内部施策が行いやすくなります。

困ったら専門家に相談しよう

SEOは専門的な知識が求められ、作業も複雑になりがちです。自分で対応が難しいと感じた場合は、専門のSEO会社やコンサルタントに相談することで、最適な改善プランを提示してもらえます。

たとえば、クーシーのSEOサービスでは以下のようなメニューを提供しています。

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参考

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さらに詳しい施策や他の対策方法について知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

『SEOで上位表示させるには?検索順位が上がらないときの対策』

『SEOで上位表示させるには?検索順位が上がらないときの対策』

定期的に分析や改善を実施してサイトの評価を高め、上位表示を狙っていきましょう。

クーシーブログ編集部

この記事を書いた人

クーシーブログ編集部

1999年に設立したweb制作会社。「ラクスル」「SUUMO」「スタディサプリ」など様々なサービスの立ち上げを支援。10,000ページ以上の大規模サイトの制作・運用や、年間約600件以上のプロジェクトに従事。クーシーブログ編集部では、数々のプロジェクトを成功に導いたメンバーが、Web制作・Webサービスに関するノウハウやハウツーを発信中。

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