Webサイト上における動画の活用方法と制作のポイント3選!【実例付き】
5Gのサービス開始により、さらに注目されている動画。文字や写真の5000倍の情報量とも言われる動画ですが、法人ではどのように活用したら良いかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、弊社がこれまでに制作した動画を参考に、動画の活用方法や制作する上でのポイントをご紹介します。
動画の利点
動画は文字情報に比べ閲覧のハードルが低いので、見てもらいやすいです。文字情報はユーザー自身が読む必要がありますが、動画は受動的に視聴できるためです。5Gでは2時間の映画が3秒でダウンロードできるので、動画の視聴頻度はこれからさらに高まるでしょう。
商品やサービス、企業の良さをダイレクトに伝えやすいのも動画の魅力です。
例えば、採用サイトの社内の雰囲気を伝えるコンテンツ。「明るく話しやすい雰囲気です」という文章よりも、スタッフが活発にミーティングしている動画の方が、リアリティを持って雰囲気を伝えることができます。商品紹介も実際の動作を見せることで、ECサイトからの購入を後押しできます。
さらに動画はWebコンテンツとの相性が良いです。YouTuberの人気が高まっているように、動画はSNSで拡散されやすいコンテンツでもあります。また、パソコンやスマホなどWebと同じ環境で閲覧できるので、互いに誘導し合うことができます。
動画の活用方法
クーシーではこれまでに、サービス説明やインタビュー映像、採用者向け社内映像などを制作しました。
TRC LODGE(東京流通センター)
物流テックの展示施設で上映する動画も制作しました。ループ再生することを踏まえ、あまり長い尺(再生時間)にならないようにしました。新たにオープンした施設が軸となり、物流界をイノベーションするイメージを動画にしました。エントランス用の動画では、設備の利用方法をモーショングラフィックで解説しました。
新卒採用サイト(LIXIL Advanced Showroom)
新卒採用サイトの動画では、社員様が活きと働く様子を再現することで、会社に対する安心感を訴求しました。
https://www.lixil-as.jp/recruit/newgrads/
モシコム(ランネット)
イベント支援サイトの動画では、イラストを使用することでサービス利用の敷居を下げつつ、わかりやすさを強調しました。
Biz-IQ(リクルート)
名刺交換アプリの動画では、具体的な使用イメージが想起できるよう、利用シーンをドラマ仕立てで再現しました。
YouTube動画を埋め込む方法
YoouTube動画の埋め込みは、iframeタグを設置してURLを指定するだけで実装可能ですが、実際にやってみると「こうしたい」という要望が出てくるものです。
- 字幕を表示したい
- 動画プレーヤーのコントローラーを表示させたい
- 音声をミュートしたい
- 自動再生させたい
iframeタグを使えば、上記のようなカスタマイズが可能です。詳しくは以下の記事をご覧ください。プレイヤーの設置からカスタマイズ方法までまとめてあります。
Youtube動画を埋め込む方法!知っておきたいカスタマイズ16選
1.動画制作のポイント:尺
一口に動画と言っても映画のような2時間を超えるものから、CMのように15秒と短いものもあります。動画の尺(再生時間)は、用途や再生環境により最適な長さ変わります。
長ければ良いというものでもありません。
オンラインの動画を見慣れた現在では、長い動画をじっくり見るより、短い動画を複数見る視聴スタイルに慣れています。弊社案件で多い商品などの説明動画は、2分程度がユーザーが飽きずに視聴できる長さと考えています。
2.動画制作のポイント:スケジュール
動画制作は大きく以下のような流れで制作します。
ヒアリング→企画→撮影(またはイラスト制作)→MA(ナレーション収録)→編集→納品
動画が他のクリエイティブと違うのは、あとから変更が効きにくいということです。
撮影やMAなど編集前の素材制作に手間がかかるため、あとからの変更は素材の作り直しになることがあります。
動画制作では、撮影前の企画段階でしっかり方向性を確認しましょう。
制作期間は、商品などの説明動画の場合、内容によりますが1〜2ヶ月程度かかります。
3.動画制作のポイント:予算
動画は予算も幅があります。尺の長さも影響しますし、アニメーションか実写か、撮影やナレーション・音楽は必要か、タレントやスタジオを使うかなど条件により金額が大きく変動します。
5分以内の撮影が必要な動画は100万円〜が目安です。
動画の種類で見せ方を変える
動画には撮り方や作り方によって、多彩な表現方法があります。予算に余裕があれば、検討する価値のある撮影方法をいくつかご紹介しましょう。
空撮(ドローンによる撮影)
ドローンを使った空撮は、人が普段は見ることができない映像を見せることができます。人の眼を惹き付ける印象の強い映像ができるため引き合いも多いです。
以下の記事では、空撮の魅力および撮影の依頼方法や費用についてまとめました。
ドローンのふかん撮影とスチール撮影の関係性。撮る「高さ」を考える
まとめ
動画は記憶に残りやすいコンテンツとも言われています。
映像と音声の組み合わせであることや、リアルとクリエイティブを合わせた世界観が作れるからです。動画を上手に活用することで、コンバージョンを上げることができます。
弊社ではWebサイト用動画をはじめ、施設用、イベント用、プレゼン用、SNS広告など様々な動画制作が可能です。ご予算に合わせた動画企画をご提案できますので、ご興味のある方はご連絡ください。
この記事を書いた人
クーシーブログ編集部
1999年に設立したweb制作会社。「ラクスル」「SUUMO」「スタディサプリ」など様々なサービスの立ち上げを支援。10,000ページ以上の大規模サイトの制作・運用や、年間約600件以上のプロジェクトに従事。クーシーブログ編集部では、数々のプロジェクトを成功に導いたメンバーが、Web制作・Webサービスに関するノウハウやハウツーを発信中。
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阪口英基