キーワードグルーピングが鍵!SEOの成績を簡単にチェックする指標とは

カテゴリ

4月から新年度を迎えた企業は多いですよね。新年度の企業では、期初計画・予算にもとづいて、Webマーケティングの施策ブラッシュアップ、新施策のトライアルなどの実施が増える時期でもあります。

Webマーケティングの中でも長期的になりやすいSEOは、半期に1回や年に1回、方針や施策を見直して方向転換やスピードアップを図ったほうがいいでしょう。SEOはGoogleのアルゴリズム・アップデートや技術的な対応に適応できなければ状況が変わらない、もしくは検索順位が下がっていく可能性はあります。

今回は、SEOの簡単な成績のチェック方法を共有し、ケースによってどのように対策、見直すか紹介します。

SEOの成績は数字で構造を把握する

SEOの成績は数字で構造を把握する

SEOの成績は、Googleが提供するSearch Consoleで全体像を把握できます。Search Consoleをうまく使えていない人が多いのも現状。

Search Consoleの検索パフォーマンスの画面を開いてみましょう!

日付を過去12ヶ月間か過去16ヶ月間を選択して、期間を広げてみてみましょう。数字は局所で見る前に、広げられる期間で全体を見ることが大切。

表示回数のトレンドでアップサイド・ダウンサイドを捉える

たいていの人は、検索順位(平均掲載順位)やクリック数を目標に見ています。ぼくの意見は、表示回数の把握がファーストステップ。とくに表示回数の波形(トレンド)がどうなっているか。

検索流入が起きる構造は、下記の指標で構成されています。

・キーワード数:検索結果にヒットするキーワードの数がどのくらいあるか
・平均掲載順位:キーワード毎のGoogleで掲載される検索順位
・表示回数:検索結果で表示された回数
・クリック率:検索結果であなたのサイトがクリックされた率。クリック数/表示回数で算出される
・クリック数:検索結果であなたのサイトがクリックされた数。


1.平均掲載順位で見る場合の弊害

平均掲載順位をサイト全体のKPIとして見ると、キーワード毎の検索ボリュームの違いや、キーワード数の変動があるため、平均値で見ると正確に変化を捉えにくいです。平均掲載順位はページ毎やキーワード毎の粒度で見る場合に有効ですね。

2.クリック数で見る場合の弊害

クリック数をサイト全体のKPIとすると、クリック数が増える要因が多岐にわたります。手前の指標となる表示回数xクリック率の2要素に影響されます。さらにその手前のキーワード数と平均掲載順位も影響。平均掲載順位が全キーワードで平均化されると、クリック率も大きな変動になりくいので、表示回数が増えてクリック数も増えているケースも多々あります。

3.表示回数は把握しやすい

サイト全体のSEO状況を把握するためには、表示回数の増減トレンドが先行指標として最も扱いやすいと思います。表示回数が増えていれば、一定のクリック率のもとクリック数も同じように右肩上がりに増えています。逆に表示回数が減ればクリック数も減少。
何か検索ボリュームの多いキーワードが大きく変動するときは、クリック率も変動しやすいこともありますが、特別な要因がなければ、表示回数を見ればおおよそ増減トレンドを把握できます。

表示回数がアップサイドになっていないサイトは要見直し

表示回数がアップサイドになっていないサイトは要見直し

SEOの施策を実行してきたにもかかわらず、表示回数が上昇トレンド(アップサイド)になっていないWebサイトはアラート点滅。

検索順位が1位でなくても、検索順位がある程度上がってくれば表示回数も上昇します。またコンテンツSEOやオウンドメディアの運営でページ数を増やしている場合に、表示回数がアップサイドじゃない場合も要注意。
各ページが特定のキーワードで検索結果に表示されているなら、表示回数は基本的に増えます。表示回数が増えていないのは、何かしら問題がある状況です。

クエリをグルーピングして、キーワード影響を検証する

クエリをグループ化する

表示回数のトレンドが横ばい、もしくは、下降トレンド(ダウンサイド)の場合、主要なキーワードで絞り込んで該当キーワードを含むキーワード郡にグルーピングして数値検証しましょう。

たとえば「web制作」を含むクエリで絞り込むと、下記のような類似クエリもヒットします。
・web制作 インターン
・東京web制作
・web制作vue
・web制作 パートナー
・web制作 ブログ


「web制作」単体のキーワードで現状を見てもいいですが、ある程度類似クエリを含むグルーピングしたクエリで数値を見た方が変動を見分けやすいです。

いくつかの主要キーワードを含むクエリでグループ毎の数値を集計して、どのグループで変動が起きているか分解しましょう。

グループの傾向と施策

1.複数のグループで下落している場合

複数のグループのキーワードで表示回数が減少している場合は、各キーワードで評価が下がった可能性よりも、ドメイン全体の評価が下がった可能性があります。
Googleが年に数回行うコア・アップデートで、評価がアップデート前と比べ大きく変動したときに起きやすいです。ほかにもサイト構造がSEOに適した設計になっていない場合は、評価が不安定で表示回数が減少していくケースも。

2.特定のグループで下落している場合

ある特定のグループのキーワード群だけで表示回数が減少している場合は、該当キーワードで上位表示していたページの評価が変わった可能性があります。
自社サイトのページ評価が下がる以外にも、競合サイトが該当キーワードで台頭する、もしくは競合サイトが増えているケースもあるでしょう。

3.どのグループも横ばいの場合

横ばいが続いている場合は、現在実行しているSEOの施策がプラス評価かつ検索順位向上に寄与しきれていません。
施策効果が軽微な可能性や、課題に適した施策になっていない可能性があります。施策設計から見直してみるタイミングでしょう。

とはいえ、コンテンツSEOで記事を増やしても、大きく表示回数・クリック数が増えない停滞時期がくることもあります。このような横ばいの場合には、個別のページの見直しが必要です。

成績悪化したときの施策見直し

表示回数が減少した結果の場合には、減少要因に合った適切な施策に切り替えていかなければなりません。

1.サイト全体で下落傾向・横ばい

ドメイン全体の評価が下がっているときには、個別のページ単体の施策では効果が低いです。評価を上げられない原因がサイトの設計にあることが多く、サイト構造の再設計や評価を妨げる問題点の解消が必要になります。

サイト制作してから長い期間が経ったWebサイトでは、このパターンがより多く見受けられます。またSEOを理解していないWeb制作会社に依頼している場合も同様です。

サイト構造の再設計などは、サイトの柱となる部分なので、サイトリニューアルにより新設計にアップデートします。

対策候補

・サイトリニューアル
・カテゴリー設計変更
・内部リンク構造の見直し

2.ページ単位で下落傾向

ページ単位で特定のキーワードで下落している場合は、そのキーワードの検索結果の状況がどうなっているか確認しましょう。
不動のサイトもあれば、上位に上がってきたサイトもあります。自社のページのコンテンツやタイトルを競合サイトと比較して、負けている要因を洗い出します。

対策候補

・コンテンツのリライト
・タイトルや見出しの調整
・キーワード変更
・ページ間の導線見直し

成績良好はグロースのチャンス

表示回数が増えているトレンドのときは、成長期なので今までの施策を継続でOK!しかし、よりターゲットユーザーのセッションを増やすチャンスでもあります。

簡単な増やす考え方としては、下記の2つがあります。
1.表示回数を増やす
2.クリック率を上げる


それぞれの対策案としてはたとえば下記があります。

1.表示回数を増やす対策候補

・検索順位が低いページのリライト、コンテンツ追加による順位向上
・コンテンツ追加によるSEOキーワードの新規追加
・より検索ボリュームが多いSEOキーワードへの変更
・関連性のあるページを内部リンクでつなぐ

2.クリック率を上げる対策候補

・クリック率が低いページのタイトル/description訴求内容をアップデート
・検索順位が低いページのリライト、コンテンツ追加による順位向上
・構造化データ対応

おわりに

上記に挙げた対策候補はある程度どんなWebサイトにも当てはまる基本的な施策を挙げました。問題点や状況によっては、より技術的な対応や開発が必要なケースもあります。

SEOの分析方法はより細かく分解して見ていく必要がありますが、今回は全体感を捉える簡単なチェック方法を紹介しました。シンプルに先行指標の表示回数がアップサイドかダウンサイドか確認して、次の施策の手がかりを見つけてください。

Share on

お問い合わせはこちら

SEOの課題はクーシーが解決します

  • SEO
    コンサルティング

    日々進化するGoogleのアルゴリズムに対して、検索順位を着実に上げるWebサイト構築と改善施策を実行します。

クーシーの制作実績

すべての制作実績をみる

SEOに役立つ記事はこちら

カテゴリ一覧

COOSY BLOG TOP