オウンドメディアとSEOの関係で成果を出す8つのポイント!

オウンドメディアで成果を出すためには、SEOが必要不可欠。検索エンジンの上位に表示させるためには、SEOのノウハウからオウンドメディアのコンテンツを作成していくことが重要です。キーワードやコンテンツ内容、構成など、SEOで評価されるポイントをわかりやすく解説します。
オウンドメディアとSEOの関係

オウンドメディアとSEOは密接な関係です。オウンドメディアは、検索エンジンの検索上位に表示されることで、アクセス数やコンバージョン数につながります。
オウンドメディアを運用する目的は、商品やサービスを購入してもらうことや、採用活動でより優秀な人材に応募してもらうことなどでしょう。目的を達成するためには、ターゲットとなるユーザーにWebサイトへ訪問してもらわなければなりません。
SEOは検索エンジンで上位に表示させるための施策です。オウンドメディアが検索上位に表示されれば、アクセス数の増加も期待できるため、オウンドメディアにはSEOが必要不可欠なのです。
SEOに強いオウンドメディアのポイント8つ

SEOに強いオウンドメディアの8つのポイントをご紹介します。
Webページの表示速度が速い
SEOでは、Webページの表示速度も評価指標の1つです。表示速度とは、ユーザーがWebページにアクセスしてからコンテンツ内容が表示されるまでの時間を指します。表示速度が遅いWebページは、ユーザーにストレスを与えてしまい、離脱率が高まる恐れがあります。SEOでは、ユーザビリティの高いWebページを上位表示させる方針のため、Webページの表示速度が速くなるように対策すべきです。
Webページの表示速度は無料ツールで、簡単に測定できます。Webページの表示速度を改善する方法としては、ソースコードや画像の軽量化、キャッシュの活用などがあります。
Webサイト構造が整理されている
Webサイトでは、複数のコンテンツを管理する場合も多いでしょう。複数のコンテンツがトピックごとにまとまっていると、ユーザーがWebサイト内を回遊しやすいメリットがあります。SEOでは、トピックごとにコンテンツが整理されている状態を、トピッククラスターと呼びます。トピッククラスターでは、メイントピックとなる「ピラーコンテンツ」に関連コンテンツとなる「クラスターコンテンツ」が紐づいているイメージです。
たとえば、SEOというピラーコンテンツには「SEOライティング」「オウンドメディア」など関連するコンテンツが紐付きます。SEOについての情報を収集したいユーザーは、クラスターコンテンツの中から興味関心のあるコンテンツを簡単に探すことができるのです。このようにWebサイトの構造が整理されていると、関連するコンテンツにユーザーが回遊しやすくなるので、ページビュー数や滞在時間などの向上にもつながります。
URLがSSL化できている
WebサイトのURLは、セキュリティの観点からSSL化(https化)する必要があります。SSL化されていないURLは「http」と表示されています。SSL化されていないと、データが改ざんされたり、盗聴される恐れがあったりと危険です。SEOでは、ユーザーへの安全性も評価指標になるため、URLのSSL化は必ず行いましょう。
キーワードを意識している
SEOではキーワードを意識したコンテンツ作成が重要です。キーワードとは、ユーザーが情報収集をする際に、検索エンジンの検索窓に入力する単語のことです。
たとえば、「キャンピングチェア」を販売している企業であれば、「キャンプ 椅子」などと検索するユーザーを集客したいはずです。その場合、作成するコンテンツのキーワードは「キャンプ 椅子」と設定します。コンテンツのタイトルや見出し、本文などにキーワードを必ず含めることで、コンテンツとユーザーニーズの関連性が高いと判断され、検索上位に表示されやすくなります。
ユーザーニーズを満たしている
オウンドメディアでコンテンツを作成する際は、ユーザーニーズを満たせているかを意識しましょう。コンテンツ作成では、設定したキーワードで検索するユーザーがどのようなニーズを持っているかをしっかりと把握しておきましょう。
設定したキーワードとコンテンツの内容がずれてしまうと、ユーザーが訪問した際に、アンサーに応えられていない=価値のないコンテンツと見なされてしまいます。ユーザーに読んでもらった時に「悩みや疑問が解決できた!」と感じてもらえるようなコンテンツ作りを意識しましょう。コンテンツを作成する際は、ユーザー目線になって構成作成や執筆を行ってみてください。
有益なコンテンツを発信している
検索上位に表示されているオウンドメディアは、有益なコンテンツを発信しています。有益なコンテンツを発信するためには、オウンドメディアの目的に合ったターゲット設定やコンテンツ作成が重要です。
ターゲットを設定するためには、オウンドメディアの目的を明確にします。年齢や性別、ライフスタイルなどを明確化することで、よりターゲットに有益なコンテンツ作成につなげられるでしょう。オウンドメディアの目的を達成すべく、ターゲッに向けたコンテンツ発信、有益なコンテンツの発信が大事です。
継続性がある
オウンドメディアの運用には、継続性が重要です。検索上位に表示されているWebサイトは、運用暦が長いサイトも多く見られます。運用暦は、Webサイトの信頼性にもつながり、検索上位に表示されやすくなります。
たとえば、オウンドメディアを立ち上げて2日しか経っていない場合と、2年以上継続して運用しているWebサイトだと、後者の方が信頼性は高いと判断されます。しかし、オウンドメディアの立ち上げから2年経っていても、コンテンツが1つしか掲載されていない場合は、高い評価は得られないでしょう。SEOでは、定期的にコンテンツを掲載することが重要で、その期間が長ければ長いほど信頼も獲得しやすくなるのです。
定期的にメンテナンスされている
オウンドメディアは立ち上げたら終わり、コンテンツを作成したら終わり、ではありません。作成したコンテンツも、時が経つにつれ情報が古くなります。コンテンツに設置したURLが無効になっているなどのケースもよくあります。コンテンツは定期的にメンテナンスを行い、「正しい情報が記載されている」「ユーザビリティの高いコンテンツになっている」という状態をキープできるようにしましょう。
オウンドメディア運用の効果測定すべき項目

オウンドメディア運用では、日々の効果測定が重要です。効果測定で見るべき項目の、検索順位、セッション数、クリック率(CTR)について解説します。
検索順位
コンテンツを掲載したら、各コンテンツの検索順位をモニタリングしましょう。コンテンツの検索順位は、Google Search Consoleや有料のSEOツールで調べられます。
たとえば、検索結果の4位に表示されている場合、1位〜3位に表示されない理由を考えてみます。上位記事のコンテンツ内容と比較し、自社のコンテンツに不足しているものが何かなどを分析し、仮説を検証していくことで、SEOの知識も身につきます。
アクセス数の増減などもコンテンツの検索順位に左右されるため、変化があった時の原因を特定するためにも日々の検索順位をモニタリングしましょう。
セッション数
セッション数は、ユーザーがWebサイトにアクセスしてから離脱するまでを1回とカウントした数です。同じユーザーが、朝と夜に1回ずつWebサイトを訪問したら、セッション数は「2」とカウントされます。セッション数を見ることで、一定の期間にユーザーが何回Webサイトを訪れたかがわかるでしょう。
セッション数が増える要因には、掲載コンテンツの増加や検索順位・クリック率の向上などが考えられます。セッション数は、オウンドメディア運用を始める際に設定るすKPIの指標にも用いられます。
クリック率(CTR)
Webサイトのクリック率(CTR)は、検索結果でコンテンツのタイトルがクリックされた割合を指します。SEOでは検索エンジンの順位によって、想定されるクリック率の統計が出ています。SISTRIX社は検索順位による平均クリック率を公表しています。1位28.5%、2位15.7%、3位11%…とあるように、検索順位が下がればクリック率も低くなる傾向にあるのです。
たとえば、検索1位を獲得できたのに、クリック率が10%しかない場合は、原因を調査する必要があるでしょう。一因としてタイトルがわかりづらくクリックしてもらえていない可能性が考えられるため、タイトルを修正してクリック率が改善するかを検証していくのです。クリック率もモニタリング数値に入れておくことで、Webサイトの改善に役立てられます。
参考
https://www.sistrix.com/blog/why-almost-everything-you-knew-about-google-ctr-is-no-longer-valid/
まとめ
オウンドメディアにとって、SEOは必要不可欠です。検索上位に表示されるオウンドメディアは、SEOをしっかり意識してコンテンツを作成しています。SEOの指標には、Webページの表示速度やSSL化などコンテンツ内容以外も含まれます。コンテンツ作成では、キーワードやユーザーニーズを意識することを忘れずに。オウンドメディア運用では、しっかり効果測定をし、検索順位をあげられるよう根気よく改善できるかが重要です。オウンドメディアで成果を出すためには、SEOの知識やノウハウを元に運用していきましょう。
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