Googleの検索順位が上がるECサイトのSEO設計の3ポイント

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ECサイトの集客でSEOは今だに重要なチャネルのひとつです。しかし、競争が激しく業界によってはレッドオーシャンですね。

コロナ以降、ECサイトを立ち上げたり、リニューアルする企業が増えましたが、ECサイトへのユーザー訪問数が増えず課題を感じている人もたくさんいるのではないでしょうか。

今回は、ECサイトがGoogleに高い評価を受け、検索順位UPや検索結果で多くのリーチを得るために、Googleに適切に商品データを伝えるポイントを紹介します。

商品データをGoogleに伝えるポイントは以下の3つです。

  • Googleが理解しやすいデータをつくる
  • Googleに直接データを届ける
  • 適切なURL構造をつくる

今回は、この3ポイントについて解説します。

構造化データでGoogleが理解しやすい商品データに対応する

商品詳細ページにおける構造化データの一部

通常、GoogleはWebページをクローリングして、ページ内のテキストを解析して内容を理解しようとしています。しかし、Googleといえでも完璧ではありません。

Googleが商品ページの商品情報を正確に理解するために、Googleは構造化データを追加することを推奨しています。

構造化データとは、システムが自動的に読み込んで処理できる標準化されたデータで、Webページの情報を提供するために使われます。構造化データは、GoogleがWebページを正確に理解するための手助けになります。

ECサイトで必須の構造化データ3種類

構造化データには複数の種類が用意されていますが、ECサイトでよく利用される構造化データは以下の3つです。

1. パンくずリスト

Googleにサイトの階層構造を正確に伝えるパンくずリスト

サイトの階層構造をリンクにしている「パンくずリスト」には構造化データがあります。Googleは、素のHTMLのパンくずリストの場合、正確に階層を理解していません。

パンくずリストを構造化データに対応しGoogleに適切に伝えることで、Googleが階層構造を正確に理解できるようになります。

パンくずリストの構造化データを作成する場合は、URLパスとおりにすることより、ユーザーの経路を考えて設計することがポイントでしょう。

2. 商品

商品情報の構造化で表示されるリッチリザルト画面

商品詳細ページの商品情報を構造化データに対応するタイプ。
商品情報の構造化データは、Googleの検索結果でより詳細な情報のリッチリザルト表示や、画像検索での表示が期待できます。構造化データにより検索結果に価格やレビューが表示されるようになります。

検索結果で情報の付加価値が上がると、ユーザーのクリック率が上昇する場合もあり、ECサイトへの訪問数が増えるメリットを享受できるでしょう。

3. レビュー

構造化されたレビューが掲載されたナレッジパネル

レビューの構造化データは、検索結果にレビューの平均点やレビューの短い抜粋を表示します。短い抜粋は、リッチリザルトやナレッジパネルに表示されます。商品のレビューだけでなく、映画やレシピなどでも使われている構造化データですね。

レビュー表示もユーザーのクリック率が上昇する場合があり、ECサイトへの訪問数を増やせるメリットも受けやすいでしょう。

マーチャントセンターで商品データをGoogleに直接届ける

マーチャントセンターでできること

Googleに商品情報を理解しやすくする2つ目の施策はマーチャントセンターの活用です。マーチャントセンターは、ショップと商品データをGoogleに登録するサービスで、Googleのサービスで商品情報を表示するためにデータが使用されます。Google検索結果のショッピングタブやショッピング広告にも、マーチャントセンターに登録した商品データが使われていますね。

参考

マーチャントセンターに商品データを登録すると、Googleは商品データをもとに各商品ページの商品情報を正確に理解できます。商品データにはECサイトに表示していない情報を含めることもできるため、Googleがより詳細な情報を把握することにも役立ちます。
また、商品データが更新されると、Googleはマーチャントセンターでの更新を認識し、商品ページの更新タイミングを知ることができます。商品データの更新タイミングは任意に設定できるため、タイミングのコントロールも可能。

マーチャントセンターの商品データは、構造化データと同様、リッチリザルトの表示に使用されます。画像検索では、マーチャントセンターに登録されている商品画像が使用されます。

このように、マーチャントセンターへの商品データ登録は、詳細な商品情報をGoogleに正確に直接届けられ、かつ、最新情報にアップデートできるので、SEOにとっても有用でしょう

適切なURL構造を設計する

古いECサイトや巨大なECサイトでは、URLが煩雑になってGoogleのクローリングが非効率な場合があります。
とくにバリエーションが多い商品のURL設計や、カテゴリーなどの一覧ページの処理が現在のベストプラクティスと異なって実装されていることも。

バリエーション商品のURL設計

サイズ違いや色違いがある場合のURL設計

色違いや複数サイズの洋服など商品にバリエーションがある場合、どのようなURLにするのが最適か?
Googleは、バリエーションごとに以下のような個別のURLを推奨しています。

  • パスセグメント(例: /pants/red)
  • クエリ パラメータ(例: /pants?color=red)

個別のURLを設けた場合、検索結果にどのバリエーションを表示すべきかも検討しなければなりません。検索結果に表示したいバリエーションのURLを正規URLとすることがポイント。ただし、クエリパラメータを使用している場合で、クエリパラメータがないURL(例: /pants)を正規URLとすることを推奨しています。

ECのASPやクラウドEC(Shopifyなど)のシステムによってURL構造は決まっていることもあるため、システム仕様を確認しましょう。これから新しくECを立ち上げる場合は、URL構造がどのようになっているか確認し、システム選定の1要素として検討してくださいね。

ページングがある一覧ページの処理

クエリパラメータを付与して個別のURLとする

「スニーカー」「メンズ」などカテゴリーページや検索結果ページは、複数の商品が一覧に並ぶため、商品数が多い場合は2ページ目以降を設けるページングが多いでしょう。

一般的なECサイトや検索サイトでは、ページャーを設置しているケースが多数。最近ではページ読み込みさせず、無限スクロールや「さらに〇〇件表示する」など非同期で情報を追加表示するUIも増えていますね。

このページャーを用いる処理方法のポイントは下記。

・各ページは個別のURLとする

2ページ目以降の各ページにクエリパラメータ(例: ?page=2)を付与して、個別のURLとすることで、Googleは各ページを別々のURLとして扱います。

・最初のページを正規URLにしない

canonicalタグの使い方に注意

2ページ目以降の各ページにcanonicalタグで1ページ目を正規URLに設定しているサイトがあります。過去からあるWebサイトで稀に見かける処理方法。

Googleは1ページ目を正規URLに使用しないように案内しています。代わりに各ページの固有のURLをそれぞれの正規URLとして指定することを推奨しています。

1ページ目を正規URLにする方法は、2ページ目以降を正しく処理できなくなるため、この方法で実装しているWebサイトは修正したほうが良いでしょう。

・ページャーには1ページ目へのリンクを常に設ける

ページャーのUIデザイン例

2ページ目以降の奥のページに遷移すると、ページャーに1ページ目へのリンクを設けていない場合があります。
どのページのぺージャーにも1ページ目へのリンクを設けるようにしましょう。

おわりに

ECサイトの基本的なSEO施策として、大きく3つ紹介しました。3つともGoogleに正確に情報を伝える手段でした。ECサイトは商品数やページ数が増えやすいので、クローラビリティを意識してGoogleに正確な情報を伝えることがポイントのひとつです。

ECサイトの構築では、今回お届けしたような細かな実装についても要件検討が必要になるので、ぜひ参考にしてみてください。

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