SEO検索順位が上がらない?5つのチェックポイントで原因を解説
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良いコンテンツをつくっているし、SEOも頑張っているのに思ったようにGoogleの検索順位が上がらない!
と悩んで、検索して調べてきましたか?
現在、Googleのアルゴリズムは200以上のシグナルを使用していると言われています。それらのシグナルを知ることも大事ですが、シグナルの1つを改善したからといって検索順位が劇的に上がることはありません。
今回は、SEOに悩まれている方への処方箋として、Googleの検索順位が上がりやすくなる改善ポイントを解説します。
【初級編】
検索キーワードへの有益な回答になっているか?
ライター・編集担当がいくら良い記事だと思っても、Googleが評価するとは限りません。
Googleはユーザーが検索したキーワードに対して、適切な情報を返すことを目指しています。良い記事=適切な情報ではありません。
チェックポイント①
検索意図に答えるコンテンツか?
ユーザーが検索キーワードに込めた裏側の意図を考える必要があります。何を知りたくてユーザーは検索したのでしょう?
例えば、「ハンバーグ」と検索した場合、
- ハンバーグの作り方を知りたい
- ハンバーグはどんな材料が必要か知りたい
- ハンバーグはどのくらい糖質があるか知りたい
- ハンバーグが美味しい現在地から近い飲食店を知りたい
- スピードワゴンのハンバーグ師匠ネタを見たい
など色々な意図が含まれています。
上記のような検索意図に答える十分な内容や深い説明、オリジナリティのある情報を提供できているか、見直してみてください。
観点の1つとして、他者がリンクしたくなる内容か?を考えてみましょう!
チェックポイント②
見出しとタイトルはコンテンツのサマリになっているか?
見出し(hタグ)やタイトル(titleタグ)は、コンテンツ内容を端的に表したコピーです。
ユーザーは、テキスト内容を読む前に、見出しやタイトルでざっくりと内容を把握します。その見出しやタイトルがユーザーにとって有用なものかどうかが重要ですね。
SEOにおいても見出しとタイトルは依然として重要なファクターなので、チェックしてみてください。
【中級編】
同じキーワードを狙った記事が重複していないか?
最近よく見かけるケースが、複数のページで特定キーワードの評価がカニバリを起こしている重複問題です。
さきほどの「ハンバーグ」を例に、サイト内に以下の2ページがあるとします。
- A) ハンバーグの美味しいレシピのページ
- B) ハンバーグの簡単につくれるレシピのページ
ユーザーが「ハンバーグ」で検索したとき、Aページが検索結果に表示される日もあれば、Bページが検索結果に表示される日もあります。
Googleがキーワードに対して、どちらのページが適切か迷っているためです。どちらのページも「ハンバーグ」について記載されているため、どちらも一定の評価を受けています。
このケースでは、Googleが日によって検索結果に表示するページを入れ替えることが多いです。そして、入れ替えのたびに検索順位がブレることもあります。
チェックポイント③
特定キーワードで入れ替わりが起きているか見てみよう
まずは、どのキーワードで、どんなページで入れ替わりが起きているか計測が必要です。
計測後、以下のような対策を講じることで、Googleが検索結果に表示するページを1ページに特定させることが有効です。
- 対象とするキーワードを見直して調整する方法
- ページを統合して入れ替わりを防ぐ方法
【上級編】
最適なカテゴリー構造になっているか?
検索順位が上がらないほとんどのサイトで大きな原因になっているのが、“カテゴリー構造”です。
Googleは構造的にキーワード認識・テーマ認識をしています。
どんなカテゴリーとして、サイト全体・ディレクトリ・ページを認識しているかが、評価や検索順位に影響します。
サイト内のどこにページがあってもいいというわけではありません。
ページ間の関連性や、キーワードの上位概念によりカテゴリーを設計する必要があります。
「ハンバーグ」を例にすると、
- ハンバーグの上位概念には、「洋食」「おかず」などが候補に挙がります。
- ハンバーグの下位概念には、「レシピ」「栄養成分」などが候補にあがります。
- サイトによっては「レシピ」を上位概念として挙がる場合もあります。
サイトのカテゴリー設計は、それぞれのサイトやテーマなどで上位・下位概念の考え方が変わります。Googleがどのようにキーワード、カテゴリーを認識するかイメージしてカテゴリー構造を設計しなければなりません。
チェックポイント④
サイトカテゴリーの上下概念にズレがないか確認しよう
上記をふまえて、以下の観点でサイトを見直してみましょう。
- 各ページが適切なカテゴリー・ディレクトリ配下にあるか?
- 特定キーワードのページが、その上位カテゴリーのディレクトリ配下にあるか?
カテゴリー設計をもとに再設計したサイト構造は、ユーザーにとっても良いUIとなるケースが多いですね。
チェックポイント⑤
内部リンクは関連性をもった構造か?
むやみに色々なページにリンクすることは、ユーザーにとっても不利益です。
そのページを閲覧するユーザーが、より知りたい情報や関連する情報など、コンテンツと同様に、有用なリンクを提示することが有効です。
Googleは、サイト内部のリンクをたどってクローリングしています。そのリンク自体もGoogleにとっては情報源のひとつです。
- 内部リンクは、関連性が高いコンテンツ同士でリンクしているか?
- カテゴリー構造を伝えられる内部リンクか?
など、ユーザーにもGoogleにも有用な情報源と捉えて見直してみましょう。
検索順位を上げるためのSEO視点
結論、大事なのはユーザー視点に尽きます。
事業者視点(ビジネス視点)で考えすぎると、ユーザーにとっては不要でも、ユーザーに見せたい情報ばかりを伝えたり、見せたいページへのリンクが増えたりします。
ユーザー視点でSEOを設計することが、Googleに対しても最適な伝え方となります。
テクニックより高い視座から見る意識のほうが、三方良しですね。
長谷川
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