SEOで検索順位を上げる3ステップ!コンテンツ設計編

SEOで検索順位を上位に上げたい!と思ってコンテンツをたくさん増やすボリューム拡大を頑張る。
その結果、検索順位が上がらず惨敗なんてことありませんか?
コンテンツ増量作戦は、実はスタート時点で間違っています。
コンテンツ量が増えればGoogleが評価してくれて順位が上がる?
量も大事かもしれませんが、増やせばいいというものではありません。
コンテンツにも“設計”が重要です。
Googleの検索順位を上げるためには、キーワード調査からコンテンツ制作まで、分析とプランニングの精度がコンテンツ量よりも重要なファクターです。
今回は、だれでも簡単に分析とプランニングができる編集方法をシェアするので、ぜひ一度試してみてください。
コンテンツSEOが初めての方は下記をぜひ参考にしてください。
参考
ステップ1:SEOキーワードで検索上位の競合サイトのタイトルとコンテンツを分析する
現状、特定のキーワードで検索結果の上位に掲載されている=Googleが評価しているコンテンツです。
検索順位を上げたいキーワードをGoogleで検索してみてください。
検索結果に上位表示されるサイトのタイトルとコンテンツを一覧化してみましょう。
例えば、「渋谷 ランチ」をSEO対象キーワードとして見てみましょう。

1位:渋谷でランチ!安くて美味しい人気のお店20選~肉も和食も [食べログまとめ]
【内容】渋谷の飲食店を外観写真と料理写真、お店・料理の紹介文、口コミで一覧紹介。
2位:【2019年最新!】渋谷のランチで今年人気のおすすめ30店 - Rettyまとめ
【内容】渋谷の飲食店を複数枚の写真と口コミ、概要文で一覧紹介。
3位:コスパ抜群! 渋谷で美味しいランチが食べられるお店15選|ちくわ。
【内容】渋谷の飲食店を外観写真、内観写真、料理写真と紹介文、地図で一覧紹介。
4位:【渋谷ランチ29選】グルメライターがおすすめの美味しい店を紹介|まとメシ
【内容】渋谷の飲食店を料理写真と内観写真を中心に「安い」「おしゃれ」などのテーマごとに一覧紹介。
5位:渋谷ランチ65選!安くて美味しい渋谷のおすすめランチを徹底網羅! | はらへり
【内容】渋谷の飲食店を地図とエリア別の分け方を用いて、お店の外観写真と料理写真、おすすめ紹介文で一覧紹介。
タイトルと内容が一覧化できたら、俯瞰してどんなコンテンツか考えましょう。
ここまで見て、みなさんお気づきでしょうか?
渋谷にあるランチが食べられるお店のまとめ紹介ばかりです。
どうしてまとめ紹介ばかりが検索結果に出てくるのか?
ステップ2:ユーザーの「検索意図」を推測する
答えは、検索意図がGoogleの検索結果に影響するためです。
Googleはユーザーが知りたい情報を検索結果に表示することを目指しています。ユーザーは、「意図」を持って検索エンジンにキーワードをいれて調べます。
Googleは、ユーザーが検索キーワードに込めた「意図」を推測し、適した情報を返すことで、良いUXを提供しています。
「渋谷 ランチ」というキーワードで検索したユーザーは、きまった特定の個店を知りたいケースより、ランチが食べられるお店の候補を知りたいケースのほうが多い。
だから、「渋谷 ランチ」の検索結果は、個別の飲食店のサイトではなく、複数の飲食店を一覧紹介しているまとめサイトやまとめ記事が上位に表示されやすいです。
このように、キーワードの背後にある「検索意図」を競合サイトから想像・推測しましょう。
Googleが推測するユーザーが知りたい情報=評価しているコンテンツが見えてきます。
ステップ3:コンテンツの軸を分解してアウトラインをつくる
検索意図を把握したら、次はライティングに向けての準備です。
検索意図に対してどんな情報を届けたら解決するのか、全体像の企画が必要です。ここでのポイントは、そのコンテンツを読めば、ユーザーが知りたい情報を得られて解決するかどうかです。
ユーザーは、検索した後、たくさんのサイトを見たいわけではありません。1コンテンツを読んで解決できるのがベストです。
企画する上で、コンテンツの“時短レシピ”を意識していきましょう。
時短レシピを用意するために、届けるべき情報を要素分解することが、2つ目のポイントです。
例えば、「渋谷 ランチ」のキーワードの場合、検索意図は“ランチが食べられる飲食店候補のまとめがほしい”でした。
要素分解のコツは、検索ユーザーの判断軸から考えることです。
飲食店候補のまとめを読んだユーザーは、その中からどうやって1店舗に決めるでしょうか?
- 料理ジャンル
- ランチ内容
- エリア
- 現在地からの距離
- 価格
- 味
- お店の雰囲気
- テーブル人数
- 予約できるかどうか
など色々な観点から分解することができますね。
分解できたら、次はコンテンツの構成を考えましょう。
上記の要素の中から、どういう分け方で情報を届けるか決めます。
エリア別に紹介するのが良いか、料理ジャンル別に紹介するのが良いか、どんな箱を用意すると良いかを考えます。
この分け方が見出しになるイメージです。
料理ジャンル別を例にすると、下記のように大見出しで料理ジャンルを分け、料理ジャンルの箱の中に店舗を入れる構成ができあがります。
大見出し:和食
小見出し①:定食が豊富な昔ながらの和食店
小見出し②:お魚が美味しい居酒屋ランチ店
小見出し③:行列ができる回転寿司店
大見出し:イタリアン
小見出し①:スープパスタの専門店
小見出し②:本格窯焼きのピザ店
小見出し③:居心地が良いイタリアン
見出しのアウトラインができたら、最後に紹介する各テキストで、どんな情報を伝えるか、分解した要素からいくつか選びましょう。
ユーザーが優先しやすい判断軸や、独自に提供できる情報、興味をそそる内容など付加価値から要素を選ぶのがベターです。
ここまで来たら、あとは書くだけ!
本質は時短解決
ユーザーの課題解決ができる情報価値を十分に提供できるコンテンツか?
そのコンテンツさえ見れば解決!
そのような設計がこれからの編集で重要なポイントではないでしょうか。
最初はとっつきにくいかもしれません。スモールスタートでも良いので、トライしてみてください。
本気の言葉は必ず届きます。
お問い合わせはこちらから
Web制作デザイン、丸ごとお任せ
お問い合わせする
長谷川